きみを泣かせるやつを
ほおっておけないけど
だけど、きみを励ます
こともできない。


虹の向こうにかかる
月をみてただ一人、
きみを想いたたずむ
ことしかできない。

今すぐにでも、決して
遅くないこの気持ちを、
きみに
伝えることができたなら、
素直に言えることできるなら、
悩みなんてないに等しい。


冬の始まり迎えた夜の
都会の中で、まるで
ぜんまいが切れた
まねき人形のように
くるくるとさまよい歩く。


そこのきみ、覗いてみないか
一人の男の勇気も持てない
心の中を。

きっと、見えるに違いない。

いつだって優しい女に
傷つけられることを恐れて、
たった一人で空を見上げてる
やつの姿を。