石が優しい | cherokeeのブログ

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半世紀近く空間デザイン、プロデューサーとしてゴチョゴチョと生きてきました。
何の所縁も脈絡もなく唐津に移住。
ですが本業の仕事は無く、唐辛子作家業を営む日々です。



偶然なのか唐津に越してきて丸い石で出くわすことが多いのです。


道の曲がり角や庭先にゴロンと。


我家にも玄関先にあります。


画像は唐津焼き窯元さんの庭にある丸石。


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何の変哲もない石なのですが、大量のゴツゴツとした花崗岩の群れに一個だけ有るのです。


良く見かける漬物石風なのですが、存在は明らかに不自然な気がします。


我家のは重すぎて持ち上げることができません。


事あるごとに尋ねるのですが、どなたからも納得いく返答はありません。


こんなものに何で関心が有るんだと言われると「何となく・・・」としか答えられないのですが、


山梨県から信州にかけて祠に収められた丸い石を見かけたのです。


調べるとやはり道祖神の一種とする文化としてあるようです。


地域では子宝を参る象徴だったり、魔除けに持ち上げたりする風習もあるようですが。


ここ唐津ではそんな話は聞いたことがありません。


何となくですが、優しい石なのです。


石に向かって、優しいと表現するには「どうなのよ!?」とは思うのですが。


優しいのです。


この石の正体、どなたか知りませんか!?