神奈川県平塚市で「ハマのドン」が上映されます。
記事下に日にちを追記しました。
2024/3/5 伊勢原で上映された
自主映画 「ハマのドン」! を見に行ってきました。
ハマのドン!こと藤木幸夫氏は、横浜港湾だけでなく、全国の港湾協会を仕切るドン!のよう。
「最も古い自民党員」
神奈川県、自民党幹部の重鎮。
自民党衆議院のメンバーがずらっと並んでご挨拶に参る方。
菅 義偉(すが よしひで)元首相を育て上げ、国会まで押し上げた方。
「菅を自分の子供だと思っている」と、おっしゃっていたのですが。
菅は「そんなに仲良くない」と、恩知らずな発言をしていました。
ハマのドン!のテリトリーの横浜港湾に、カジノ誘致の話が持ち上がったのです。
ドン!は、はじめ騙され、カジノ誘致に賛成でしたが、翌年に「カジノはギャンブルだ。カジノは必要ない。」と考えを変えました。
菅の親友で幹部の斎藤文夫氏が、ハマのドンに
「カジノが出来たら やばいよ!」(言葉そのままではありません)
と言うことを伝え、ハマのドンは自分で話を聞きに歩き、
「カジノが出来たら、アルコール中毒・ギャンブル依存症になる者が増え、家庭は荒れ育児放棄、虐待を受ける子供が増える。」
「治安が荒れるだけではなく、お金が自治体に入り潤うなんてのはまやかしだ。」
「カジノは出来た時は栄えるけれど、時間がたつとパタッと客足が途絶え、さびれてしまう。」
カジノが危険なことを知り、ドン!は「IR誘致 断固反対」をする側に立ちました。
菅に「カジノ誘致をやめるように」と、手紙を出すものの無視され。
ひどいのは、ハマのドン!の仕事を妨害してきて、貴重な取引を減らされたこと。
ドン!は菅との対決に出ます!
「港湾労働者が汗水流し、血を流してまで必死で働き、築き上げてきたこの横浜港の営みを、お金のために失ってはいけない!」
「カジノでお金が入っても、家庭が崩壊したら、それはだめですよ。」
「死んだ人は黙ってはいない。
死んだ人は、生きている人の口を借りて、話すんですよ。
今私が話していますが、父と労働者たちの想いを強く感じます。
死んだ人たちが、私を使い話させているのです。」
「個人的にはですね。
これは、私と菅のケンカだと思っています。
みなさま、応援してください。」
(言葉をそのまま記憶出来なかったので、そのままの表現ではありません。)
ハマのドンこと藤木氏は、全国の港湾関係者、自分で作った子供野球チーム、自分で作ったFMラジオを通して、市民との繋がりがあり、市民に伝えることが出来る独自の人気マスメディアを持っていました。
支援金を使い新聞広告を出し、マスメディアで広く「カジノの危険性」を市民に訴える力がありました。
それは、市民と一体となり、改革を起こすひとつの力になりました。
ハマのドン!は、横浜市長選挙に、全力をかけて打って出ます!
*1:48 自民党員の藤木氏は、自民党について語られています。
当時市長で自民党の林文子(ふみこ)と、国会議員をおりて市長選に出馬した自民党小此木(おこのぎ)八郎。
当時無名・無所属の山中竹春(やまなか たけはる)との横浜市長選の話が、面白かったです。
前回の市長選で、「IR(カジノ)誘致は、白紙に戻す」と公約して当選した林文子は、当選するとガラッと態度を変え、菅の指示のままにカジノ誘致に賛成します。
林「白紙に戻すということは、IRを誘致しないということではありません。
話を始めにリセットするという意味で、市民を裏切ったとは思っていません。」
と、発言していました。
今回の市長選の時は、IRの指示を林市長に出していたおこのぎが、真逆の「IR誘致反対」を掲げ出馬。
自民党衆議院・参議院、皆が応援にまわり、今までにない拍手喝さいの大盛況。
おこのぎ支持が高まり、当選するかと思われた。
林側勢力は、「今までIRの指示を出して来たおこのぎが、今更なんなんだ。」と。
ハマのドン藤木氏もおこのぎを応援するのかと思われたが、
ハマのドンは、
「おこのぎはだめだ!
上からの言いなりに動くだけで、自分では何も考えない奴は応援できない。」
ちゃんと中身を見破るんだ。やっぱりすごいな。
「IRに反対してきた市民運動から出馬しなければ。」
”市民運動こそが何より大切な力”だとわかっている方で、すごいなと感心。
私が、自分の町と横浜が違うなと思ったのは、治安問題に対する市民の意識の強さ。
カジノは危ないということを感じ取っていて、それは暴力団が力を持った時代があり、治安が荒れるのを経験してきたからのようなのです。
そこがよくわからず、もう少し説明が欲しかったです。
プラス。
市民運動が力強く盛んで、山中さんを押す力が強かった。
まさに、
2021年 横浜市長選は、
市民 VS 権力者
の闘いだった。
市民運動から出馬した山中竹春さんを、ハマのドン・野党も応援し、多くの市民が支持投票する結果に。
そして、めでたく素早く
「IR(カジノ)誘致の案は、廃案になりました。」
「ハマのドン」の映画は、「ハマのドン!」の生涯と、横浜カジノ誘致反対の様子が描かれていました。
市民運動がどうやって結成され活動し力を持ったのかは、簡単に語られていて、私はどちらかというと、市民運動の方をもっと知りたかったのですが。
ハマのドンの生涯もすごくて、面白かったです。
もちろん野党共闘の力もあったのですが、「ハマのドン」映画なので、野党共闘の力は市民運動の力に含めて書いておきます。
映画はストーリーの説明が少々足りず、始め半分はよくわからいことがあり、素人の私は、大体こんな感じかなと把握して見ていたのですが。
母は、ハマのドン「藤木組」は暴力団だったと、勘違いしていましたw
私は、「港湾」を「公安」と聞き間違え、なんだか怖いなと思って見てました。
違いますよ。暴力団でも公安でもありません。(≧m≦)ノシ
字幕があると良かったかな。
ウィキペディアより
若い頃には共産党員であったが転向し、自由民主党が結成されると党員になった。
なるほど。
見ていて、発言が共産党と同じことを言うから、共産党みたいだなと思ったんだ。
自民党側から撮影した視点で、野党側からは知ることのない内部の関係が面白かったです。
自民党支持の方々に、ぜひご覧になってもらいたいな。
共感出来ると思います。
「お金の問題は、政界ではよくあることで、仕方がない。」
ハマのドンは、そのようなことをおっしゃっていました。
私は「お金の腐敗」が「自民党を腐敗させた」のではないか。
お金しか見えなくなった自民党が、カジノ誘致を進めているのではないか。
厳しい閻魔様の見方では、自民党の因果応報ではないのか。
とはいえ。
横浜港を守ろうと努力したことで、きちんと落とし前をつけたのですから、やはり
「最後に花を咲かせた」
といえるのではないかと思います。
ハマのドンは、重鎮でありながら謙虚で思いやりがあり、優しく堂々とし落ち着いていて柔軟性もあり、仲間意識が強い。
力強い落ち着いた声を聴いていると、心が安定し安心感を持ちました。
強く惹かれる方でした。
私が一番心に残ったのは
「自分で考える」こと。
自分で学び、自分で経験し、自分で考えて行動する大切さを教えていたこと。
自分で考えて行動するって、本当に大変なことだと思います。
帰ってから6時間。母とハマのドンの話をしているので、面白かったんだね。
≧(´▽`)≦アハハハハハ
横浜の歴史とハマのどん!の貴重な映像資料だと思います。
(言葉をそのまま記憶は出来なかったので、こんな感じですという表現ですw)
全身筋肉痛で、しんどいですが、頑張って書きました(°´ ˘ `°)♡
長文読んでくれて、ありがとうございました♡
「ハマのドン」
2024年 8月 4日
平塚中央公民館 大ホール
上映時間 100分
1回目 AM 10:30~
2回目 PM 14:00~
上映時間 30分前から 入場可能
料金 1000円
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