新潟 六日町FMゆきぐにとなり
中医薬漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
生きてるだけでも炎症反応が
炎症というと
ウィルスや細菌感染
皮膚病
自己免疫疾患など
病気による炎症を思い浮かべるでしょう。
ところが
健康な自然の状態でも私たちは日々「炎症」を作り出しています。
そして炎症と
それを消去する抗炎症パワーのせめぎあいで
消去が勝てば健康状態を維持できます。
炎症が勝てば病気や老化へと進みます。
毎日の炎症発生の代表選手は
❶酸化=身体のサビ 活性酸素の発生
❷糖化=身体のコゲ メーラード反応の産物
今日は糖化のお話
糖化・メーラード反応とは
タンパク質と糖に熱が加わってできた反応
糖化によってできた物質をAGEs(最終糖化産物)と言います。
ホットケーキを連想してください。
小麦粉と砂糖(糖質)+卵と牛乳(タンパク質)を
油(バター)で焼いてこんがりきつね色になった美味しい所
これがメーラード反応によって出来上がった最終糖化産物AGEsです。
❶このように食べ物から取り込まれるAGEsがあります。
体内に取り込まれたAGEの一部は消化の段階である程度分解されますが、約7%は排泄されず溜まっていくと言われています。
❷体内でもAGEsは作られます。
糖代謝の段階で作られます。
高血糖にさらされている人はAGEsができやすく細胞や組織がもとに戻れなくなります。
このAGEsが体に及ぼす影響で美容と健康を損ねます。
老化や慢性疾患のリスクも高まります。
例えば
血管の硬化や腎機能の低下
神経障害の進行
アルツハイマー型認知症
骨粗鬆症
白内障
シミ・シワ
糖尿病
これらの病気は炎症を引き起こします。
慢性炎症は老化や病気の原因になります。
糖化と酸化は生理現象です。
食事をして酸素を吸って運動すれば
必ず酸化と糖化は免れません。
ではどうすれば酸化と糖化から少しでも身を守れるか次回に続きます。