新潟 六日町FMゆきぐにとなり
中医学漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
五月病は頑張り過ぎの証
連休が終わったころから
プツっと糸が切れたよう
だるい
やる気が出ない
眠い
ちょっとお休みしたいなぁ
4月のあのテンションアゲアゲがうそのよう。
新生活に早く適応しようと頑張っていた方も多くいらっしゃることでしょう。
連休でその緊張が少し緩んだ後にやる気が出なかったりということがありませんか?
理由がわかれば納得します。
4月は周りの環境が新しくなった方が多いです。
入学・就職・転勤・配置換え
家族の新生活もあります。
頑張ることができた
というのは気血の消耗が多かったということです。
頑張り続けていると交感神経が優位になり続けることで疲れを感じにくくなり、知らず知らず無理をしてしまうことになります。
副腎からコルチゾールが多く分泌され「火事場の馬鹿力」を発揮することができてしまうのです。
その結果、脳や身体に疲労がたまり、さまざまな不調が現れるのです。特に脳内の活性酸素が発生してそれを消去するのが間に合わずにメンタルが不調になります。
中医学では五月病は「肝(かん)」の不調を考えます。
「肝」は自律神経を調節し
ストレスを発散させ
気血をスムーズに巡らせ
血を蓄える臓器
過剰なストレスで「肝」の機能が低下するとストレスへの対応力も弱くなって五月病を招いてしまいます。
気の停滞タイプ
気の不足タイプ
気逆タイプ
それぞれに対応法があります。
肝の機能を高めるには
香りのある野菜(パセリ・紫蘇・セロリ・バジル等)
柑橘類(グレープフルーツ・レモン等)
ジャスミン茶
アサリ
等をお勧めします。
三陰交のツボのマッサージも肝の機能を高めます。
内くるぶしから膝に向かって指4本分置いたところの骨の後ろ。
指でツボを内側に入れ込んでマッサージ。