春に多い眩暈 原因いろいろ 対策もいろいろ | 体に優しい漢方でアトピー改善・子宝応援 ☆ 明子先生が新潟六日町から発信!!

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ときのや薬局の薬剤師・金井明子が漢方や食事でアトピー改善や子宝を応援、心と体を健やかにする生活のコツを綴っています。

新潟 六日町FMゆきぐにとなり

中医学漢方で子宝・アトピー改善

ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。

 

 

眩暈=五苓散ではないですよ~

春に多い眩暈のご相談

ネットで調べて五苓散をご指名になる方がいらっしゃいますが

眩暈=五苓散ではありません。

 

眩暈を起こしている原因によって養生も対策も漢方薬も違ってきます。

 

❶陰陽のバランスの乱れ

春になるとだんだん陽気が強くなり身体の上に上にと陽気は昇ります。

陽が強くなってそれに匹敵する「陰」が減ってしまうとバランスが崩れます。

特に更年期・高血圧・イライラしやすくもなります。

 

この場合は陰陽のバランスを整えること

特に睡眠が大切ですが、このタイプの方は睡眠状態も芳しくありません。

 

❷痰湿の溜まり

胃腸の消化力が弱まり、飲食物の量と種類に追いつかないときに、身体には痰湿が溜まります。

ぐるぐる回転性の眩暈が起きることがあります。

この場合は消化力を高め痰湿をお片付けする漢方を。

腹七分目にして、胃腸を休ませます。

こってりしたもの・甘い物・冷たいものを控えめに

 

❸血虚の眩暈

生理の後半や、産後等血液をたくさん消耗した時の眩暈

フ―っと気が遠くなることも。

とにかく血流量を増やします。

血液を推し進める「気」も増やします。

目を使いすぎると気血を消耗します。

 

❹腎虚の眩暈

加齢とともに腎精を消耗します。

腎は脳に通じるので補腎が大切

 

それぞれのタイプで養生も漢方も違います。

ネットの情報に惑わされずに専門家にお任せくださいね。