新潟六日町FMゆきぐにとなり
中医学漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
日本は四季の国です
六日町では皆、口をそろえて
近年は二季だよね~
夏と冬だけで春と秋が無いよねって会話しています。
さて中医学の世界では一年は五季です。
春・夏・長夏(ちょうか)・秋・冬の五つ
夏から秋に移行する、湿気の多い季節を「長夏」と言います。
季節と内臓の弱りを関連付けて考えるのが中医学です。
春は肝
夏は心
秋は肺
冬は腎という具合です
長夏は脾です
脾とは胃腸の消化・吸収・代謝・栄養の運搬の働きを指します。
西洋医学的に言うと
胃・小腸・胆汁・膵臓などの働きも含めます。
長夏はこんなことに気を付けて
症状が出たらご相談ください。
★夏バテ・秋バテ
気温差と気圧差で「気象病」も出やすいです。
台風シーズンは特に気圧の変化に注意が必要です。
★胃腸の症状
食欲不振
だるさ
軟便下痢
浮腫み等
★食中毒・胃腸型の風邪
高温多湿は細菌やウィルスが繁殖しやすいため食中毒や下痢・吐き気の風邪が流行ります。
料理に薬味を上手に使い
生ものは避け
丁寧に手洗いや調理器具の洗浄を
生姜・紫蘇・ねぎ・梅・茗荷・山椒・わさび・お酢などを利用しましょう。
ここで体調を良くしておくと
本格的な秋に向かって今度は「乾燥」から身を守ることができます。
夏に消耗が激しい人ほど秋になってから「乾燥」に悩まされることになりそうです。
呼吸器の渇き・皮膚粘膜のトラブル・髪の毛のお悩み・腸の乾燥による便秘やコロコロ便に悩まされないように気をつけましょう。