新潟六日町FMゆきぐに隣
中医学漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
一気にチャレンジしちゃって爆発した例。
なんのことだろうって思いますよね。
皮膚病の話です。
目の周りが赤く、かゆく、熱を持って火照るという女性。
第一段階 熱と炎症を鎮める漢方と食養生で良くなりました。
第二段階は炎症が治まってカサカサになった皮膚の修復です。
保湿の漢方とスキンケアと食養生でつるつるお肌になりました。
さて最終段階は何を食べてもビクともしない皮膚を作ります。
この段階をじっくり取り組めるかが漢方治療から卒業できるかどうかの分かれ道。
ご本人はすっかり治ってルンルンです。
漢方も2週間飲んでいませんがそれでも再発は致しません。
こうなると今まで頑張ってきた食養生が苦痛になってきますね。
私的には「まだまだ・・・」
ご本人は「もう大丈夫・・・」
食養生をちょっと緩めるつもりが
チョットで済まなくなりました。
そりゃそうですよね。
好きなものを我慢していたんですから。
堰を切ったダムの水のように怒涛の一週間が始まりました。
チョコレート
菓子パン
天ぷら
ラー油をかけたラーメン
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「先生、やってもうた!」
お顔(目のまわり)には何も出ていません。
相変わらずキレイを保っています。
別の場所に発生!
「湿が溜まる場所」でした。
「風熱が噴き出すお顔」から「湿熱が噴き出す下半身」に炎症が再発です。
「チャレンジしたね~。
チョット早すぎ、フライングしましたね。」
しかも連続で食べましたね。
では又、炎症を鎮める第一段階から治療しましょう。
食養生を緩める時は一週間に1品だけにしましょう。
連続しなければ大丈夫だったかもしれません。
1品ずつ無事を確認してから食べられるものの品種を広げていきましょう。
まだまだ胃腸の処理能力が追いついていませんでしたね。
一つだったら何とか胃腸で処理ができて、食べて大丈夫なもののリストに上がったかもしれません。
患者様「どうしてダメって言われていたのかを身をもって証明できました。今度から少しずつにしますね。」
私「意味のあるチャレンジでしたね。
もう一息ですよ。私も勉強させていただきました。」
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