気になる人はいつでも、私の目線を奪う…瞳は閉じて吐く息に思いを全て乗せていくみたい。

興味ある姿に止めた息が…そっと空気に触れた時唇噛んでいる事あるよね…




ため息とアイツ


今日はすれ違うだけ

声が聞こえる距離に

私とアイツの姿を

下向きながら止めた息


いつからだろうこの感覚

恋愛の始まりなのかな

懐かしい想いが溢れている

忘れていた優しい空気


ため息とアイツの姿重ねて

まだ始まらない恋だよね


この道をこの時間に会う

何故か気になる好きの瞬間



仕事帰り賑やかなカフェ

友達を待つこの時間

チャイムにドラマ始まる

アイツが誰かといたから


隣りの子の存在に目を閉じ

勝手な妄想の膨らみも

後ろの席で会話する声

息が上がるのを抑えた


大きなため息とアイツの顔

彼女でないのが安心を誘う


私は一体何を考えたのか

距離の遠さに涙でてきた



明日あの道で会えたなら

声を掛けてみてもいいよね


何度も何度もため息しながら

出会いはもう始まったんだ…


何度も何度も瞳が泳ぐくらい

出会い恋は始まっていたから

好きな気持ち始まったんだ…