ウィークエンド477 | 瀬比亜零

瀬比亜零

小説を読むのもよし、書くのもよし、両方できればさらによし。
週末&サラリーマン作家の気楽なブログです。

皆さん、いかがお過ごしですか。

 

今日は、全国的に春らしい天気になりそうですね。こういう日は、仕事のことは忘れて、散策などしてみたらどうでしょうか。私も、今日ばかりはぶらっとしてみようかなと思っております。

 

さて、今月のラインナップは、「ドン亀シリーズ」で、本日が最後の作品「不倫の行方」です。これは、仲良しの同僚でありながら、不倫が絡む三角関係の話です。親しい間柄だからこそ見せる、日頃の何気ない行動。男同士では、そこまで心を許せる相手は、会社勤めではなかなかないと思いますが、女性の方は、意外に多いのではないでしょうか。お昼も一緒、帰るのも一緒。お茶するのも一緒。そういう間柄だからこそ、相手を信用して何でも見せる。それは、良い意味での信頼関係に結びつけばいいのですが、陥れようと思えば、罠にかかってしまいます。

 

奥山忠志の妻・智子は、親友の丸山洋子が、夫の不倫相手だと知っている。私を裏切った夫も憎いが、洋子も、もっと憎い。この二人に天罰を与えてやると、密かに企んだ計画を智子は実行する。夫を殺し、洋子にその疑いをかける。さて、智子は、どんな手を使い、夫を殺し、洋子を陥れるのでしょうか。

 

そこには、女性の何気ない行動が、落とし穴になっています。こういう不倫関係にある方は、特にご用心!

 

ラインナップ

 

殺意の証明

関係する全ての者が殺意を持つ。誰が殺害したとしてもおかしくない。犯人の自白により解決したかに見えるが、どこかおかしい。犯人の意図が分からない。犯人達の企みに、ドン亀こと米倉デカ長が奔走する。捜査の洗い直しをして、犯人の意図を突き止める。自白した犯人以外に真犯人は確かにいる。それは誰なのか? 食いつくドン亀の推理パワーが冴え、その真相を突き止めた。

 

裏ワザ

ゴールデンウイークの真っ只中、男の遺体が発見される。その男は、泊まりがけで来ていた同窓会のメンバーだと分かる。事故か、事件か? 事件なら誰が殺した? 男を調べていくうちに怨恨の線が浮き上がる。宝塚署のドン亀こと米倉と野口のコンビがまたもや活躍。一筋縄ではいかぬ真相に奔走する刑事達。ドン亀達は、いかにして事件の真相を追究するのか?

 

続・替え玉

閑静な住宅地のマンションの敷地内で転落死と思われる事故が起こった。酔ったマンションの住人が誤って落ちたと推測されたが、真相は転落死に思わせた殺人事件だと分かる。殺されたのはサラリーマン金融・御堂筋店の藤沢達雄であった。藤沢の性格上怨恨の線が強い。強引な取り立てに泣いた顧客の仕業なのか? 鑑識の小森の推理で殺しの手口が、ほぼ判明。その手口を行える有力な人物を、ドン亀こと米倉達が捜し出す。そして、徹底的に事件を洗うが、犯人には繋がらない。奔走する米倉と野口。犯人の顔が見えてこない。捜査二課の協力を得て、犯人と思しき人物を見つけることができた。藤沢と犯人の関係は? 殺しの動機は?「替え玉」の続編。

 

不倫の行方

不倫の末に殺人事件が起こる。殺された奥山忠志は、ホテルの一室で血を流して死んでいた。不倫相手の丸山洋子が、真っ先に疑われた。しかし、捜査を進めていくうちに、奥山忠志の女房・智子にも不審な点が現れる。ドン亀こと米倉が、二人の女の間で奔走する。どちらかが嘘をついている。それを、どうやって見破るのか? また、殺意の動機はいったい何なのか? 

 

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