おはようございます。

こんまり流片づけコンサルタントの

さいとう ともこ です。

 

 

阪神淡路大震災から29年目の朝。

 

神戸三宮の東遊園地では

祈りの時間が続いています。

 

 

そして今年は 

 

家族が一同に集まって

楽しい時間を過ごすはずの日に

大きな災害が起きてしまいました。

 

令和6年 能登半島地震。

 

被害された方々の気持ちをお察しすると

心が痛みます。

 

お亡くなりになられた方々

只々心よりご冥福をお祈り致します。

 

無事だった方々

どうかくれぐれもご自身を大切に・・。

ただそれだけを祈っております。

 

これから寒さが厳しくなります。

今はどうか、お体を守って

日々をお過ごし下さい。

 

 

 

災害」が起きるたびに

今だから思えること」があります。

 

被害の状態、心のダメージは

みんな違う。

 

その人その人の悲しみ、苦しみ、

辛さ、恐怖、痛みがある。

 

被害が大きかった、小さかっただけでは

とてもとても計り知れない様々な思いが

一人一人の心に刻まれる。

 

 

災害は「生きる」「死ぬ」

どちらかしかない。

 

生き残ったとしても、

 

その後の人生を大きく変えてしまうほど

心のダメージを受けることもある。

 

これは災害を生き抜いた人にしか

分からない悲しみや苦しみ。

 

だからそんな辛い経験は、

 

まだ災害に遭っていない人には

できるだけしてほしくない」

心の底から思う。

 

日本で暮らす限り

どんな場所でも、どんな人でも、

 

できるだけ

辛さ」「悲しみ」「痛み」

和らげるために、

 

真剣に「災害に備えて」ほしい。

 

 

まだ大震災を経験していない人に

声を大にして伝えたい!

 

「こんなはずじゃなかった!」

 

と嘆くよりも

 

「備えてて良かった!」

 

と思えるように、

 

今できることを

平穏な日々のうちに行って下さい!

 

 

防災リュック、家の備蓄、

いざという時の避難経路、避難場所の確認、

家族との連絡手段、

携帯が通じない時に落ち合う場所、

災害が起きたらどうするかの最低限の知識、

 

そして一番大切な、

家の耐震確認地盤の安全確認

 

最低でもこれだけはやっておかないと

命が危険にさらされます。

 

今、大地震がきたら、

 

すぐに食べられるモノはありますか?

喉が渇いた時に飲めるお水はありますか?

 

避難所に行って寒い思いをしないよう

リュックに防寒具を入れていますか?

 

前もって準備をしたぶんだけ、

災害の辛さや悲しさ」を

軽くする確率は上がります。

 

 

地震が来たら来た時のことだ」

 

と悠長に構えているときっと後悔します。

 

アリとキリギリス」の話を

思い出して下さい。

 

あなたはアリ」「キリギリス」

どちらになりたいですか?

 

 

 

今の暮らし、日々の楽しさは

安全」の上に成り立っているもの。

 

災害ですべてを失う前に

被害を最小限にする努力ができます。

 

ちょっとした意識の違いで、

 

家族や自分の命を守ることが

できるかもしれないんです。

 

災害後の日々の辛さを

少しでも軽くできるかもしれないんです。

 

この「意識の差」は、

人生を、運命を大きく分けます。

 

 

自然災害を完全に防ぐことは無理でも、

 

被害を小さくする工夫や努力は

自分」で出来るんです。

 

大切な命を守るために、

人生に大きな悲しみを作らないために、

 

まだ対策をしていない人は

今できること」を自分の頭で考えて

 

出来るだけ早く取り組んで欲しいと

切に切に願います。