1週間前の夜、車で30分ぐらいのところに住む一人暮らしの母から電話がかかってきました。

 

10時16分、こんな時間になんだろうと電話に出てみても、返答がない。

 

もしもし? もしもし?と呼びかけても返事がないので、これは間違って押してるな、と思い電話を切りました。

 

しかしもう一度かかってきて、やはりまた何も言わない。

 

これはおかしいなと思い、固定電話にかけなおしてみましたが呼び出し音が続くばかり。

 

もう一度携帯電話にかけてみたら出たので、どうした?具合悪いの?と話しかけても、返答がない。

 

こういう場合、まずはとにかく家に駆け付ける、という選択肢もあるとは思いますが、それには30分近くかかるし、もし重症だったら一刻を争います。

 

少しだけ迷いましたが、すぐ119番しました。

 

一人暮らしで家の中で倒れている場合、玄関の鍵を開けることができないからどうするんだろうと思っていたら、自分で玄関を開けることができないことも想定して消防車も連れて行きますね、と。

 

こういうケースが結構あると思われました。

 

鍵を壊すのかなにかして中に入るということでしょうか。

 

電話を切ったあと、すぐに車で母の家に向かいました。

 

私は家でお酒をちびちび飲んでいたところだったので、娘が運転です。

 

向かっている途中で救急隊から電話があり、なんとか自分で玄関を開けたので、これからすぐ近くの病院に搬送しますねと。

 

私たちも追いかけるようにその病院に向かい、道がすいていたので20分くらいで到着。

 

ちょうど搬送が終わって救急隊の方たちが病院に申し送りをしているところでした。

 

娘は現在研修医で、勤務先の病院では救急当直を月に5回はこなしていて、日本の救急医療の前線に近いところで働いているので、とても頼りになりました。

 

病院が知りたいこと、救急隊が知りたいことがわかるので、的確な返答をてきぱきとしていました。

 

心電図で心筋梗塞とすぐ診断がつき、緊急心臓カテーテルが決まりました。

 

この時点で夜中の11時半ごろ。

 

循環器内科の先生方が駆けつけてくださいました。

 

本当に大変なお仕事だと思います。

 

頭が下がる思いでした。

 

心筋梗塞は心臓を栄養する冠動脈と言う血管に血栓ができて詰まってしまい、血流が途絶えることで心筋にダメージが加わり、心臓が正常な拍動を行えない心不全の状態になります。

 

早急にカテーテルで血流の再開通をさせなければ死に至るのです。

 

心カテの間、私たちはカテ室の前で待つことになりました。

 

つづく

 

今回のネタは写真がないので代わりに猫を(笑)。

 

 

 

 

 

 

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