こんばんは。
最後に大きな大きな花束を頂きました。
金曜日の朝１０時からティップネス町田店でずっと担当していたジャイロキネシスというボディワーク系のレッスン。
多くのヨガやピラティスなどのボディワークと違い、ジャイロキネシスは「指導者も指導中にずっと動き続けること」が良しとされます。
指導者自らが動くことで伝えられること、作ることができる空気があるから。
確かそんなことを教えられたような気がします。
その考えがとても好き。
自分も心ゆくまで動きを堪能しながら導くジャイロキネシスのレッスン担当を終えると、いつも自分自身の心身がとても楽になるのです。
エアロビクスやダンスレッスンも、担当後の身体がこんな風に清々しく整って終わるといいな…と思ったことが、２１世紀美容体操の開発にも繋がっていきました。
さて、金曜朝一のこのジャイロキネシスレッスン。
参加されている殆どの方がずっと長く続けてくださっているリピーターの方々。
穏やかで、熱心。
どちらかといえば物静かな方々が多く、いつも平和な空気に満ちていました。
４月以降にこのレッスンがなくなることをお客様に初めてお伝えした時も「残念」「寂しい」と伝えてくださる方々が多かったものの、私の考えを温かく尊重してくださるお気持ちも伝わりました。
それから約一ヶ月。
できるだけいつもどおり。
それはお客様も同じだったように思います。
レッスン最終日の今日もいつもどおり。
どんな最後の日も、いつもどおりが心地よいのです。
それは多分に照れ隠しもあるかもしれないけど。
お客様もいつもどおり。
そう思っていました。
でも、違っていました。
穏やかな、いつも物静かな方々が、いつのまにこんな相談をされていたのでしょう？
最後に大きな大きな花束を頂きました。
嬉しい。
本当に嬉しかった〜
今まであまりお話をしたことがなかったお客様が、
「先生の音楽の使い方もすごく心地よくてね、自分の体のためにこのレッスンだけは休んじゃいけないって朝早いけど頑張って来続けたのよ」
とわたしの目を見ておっしゃってくださったことに感動したり。
いつもレッスン中にウトウトしてしまう男性のお客様が、
「井上さんの声に癒されてさ、いつも夢見心地になってたけど、これからは厳しい現実の世界だけで生きていかないといけないよ」のジョークに大笑いしたり。
レッスン中にエクササイズ以外のもっと感覚的で深いことをお客様と共有できていたこと。
これが何より嬉しいし、わたしの運動指導者としての仕事の意義そのものです。
今日は感謝の気持ちで眠りにつきたいと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。
おやすみなさい
ps.ジャイロキネシスのレッスンは、またどこかで指導できるよう現在調整中です。