また素敵な本に出会えました。
ものの捉え方を大きくしてくれる本、気を整えてくれる一冊でした。
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本の前そで部分に書かれているメッセージ。
「無意識」は「意識」よりも先に、
わたしたちの行動を決めています。
無意識を整えるコツを知れば、
心はおだやかに、 動作はしなやかに、
直感は冴え、
人間関係は円滑になり、運気もアップ!



著者である前野教授が自らの研究結果からたどり着いた仮説に基づいているのですが、4人の専門家(合氣道家、僧侶、コーチ、医師)との対談により、その仮説がどんどん説得力を増していきます。



「身体と無意識」「心と無意識」「世界と無意識」そして医療の捉え方についての深い洞察に満ちていて、最近ちょっと思考が固まっているなと思っている方には特にオススメです。



私は特に、森のコーチである山田さんの言葉が響きました。
「わかろう」とする好奇心自体はいいことだと思うんです。
でも理解のあとに「コントロールしたい」という欲望を人間は抱きやすい。
そこは充分、気をつけるべきだと思っています。




ぜんぶわかったつもりにならないことが大切なんですね。
沢山の「わかったつもり」を「まだまだわかってないぞ」に切り替えよう。



そうそう、最後の対談で医学者である稲葉さんが語っていたこと。
無意識を整えるには、自然と芸術に触れることが良い。
音楽、踊りやダンスもお勧めだと。



レッスンを指導するなかで、皆さんに音楽をもっと感じてもらうこと、身体への感度(気づきのセンサー)を高めてもらうこと、改めて大切にしたいなと強く思いましたよ。








「わかったつもり」になっていたこと…
皆さんにもありますか?



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