<TOKIKO NOW>『 明日登紀子「土の日」ライブ vol.30、ゲストは山田五郎さんです』 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>『 明日登紀子「土の日」ライブ vol.30、ゲストは山田五郎さんです』

 今日は雪が東京にも積もりました。明日の2月11日は休日ですが、出かける時には要注意ですね。
そういう私が、山梨県増穂町でコンサートです。車、心配なので電車で行くつもりです。コンサートに来られる皆様も、くれぐれも気をつけて下さい。

 


 コンサートの後、夜9時からは、登紀子「土の日」ライブです。
ゲストは物知り博士の山田五郎さん。テーマは「百万本のバラを語る」。いろんな情報に詳しい山田さんですが、特に絵画にまつわることに詳しくて、「百万本のバラ」の主人公と言われているニコ・ピロスマニを彼のYouTubeで見て声をかけました。

 少し前に収録したものを明日配信します。
 思わぬ方向に発展し、坂本龍一さんとのアルバムの話など、深いテーマになりました。ぜひ見て下さい。
 

2月11日 19:30〜プレミア公開
登紀子の「土の日」ライブVol.30「百万本のバラを語る」

https://www.youtube.com/watch?v=Hqu3T31Kim0



今年の正月に発表された毎日新聞の毎日芸術賞贈呈式が2月9日にありました。
 ホテル椿山荘で開かれた厳かな贈呈式。画家の遠藤彰子さん、俳優の加藤健一さん、作家の桐野夏生さん、歌人の永田和宏さんと並んでいただきました。
 私の芸術賞はウクライナ支援CD「果てなき大地の上に」への受賞。ロシアのウクライナ侵攻と知床半島の海難事故が立て続けに起こり正念場となった2022年の溢れる思いを投入したアルバムでしたから、とっても嬉しい受賞でした。

 

 アルバム発売が去年の5月24日、「知床旅情」の新録は間に合わなくて、年末になって「乾杯!」と一緒にシングル発売になりましたが、二つの出来事になぜか深い関係を感じて新著「百万本のバラ物語」の中に、いろいろ書きました。本の方もぜひ読んでください。

 

 

 贈呈式の後、新宿のレストラン「スンガリー」でのお祝いの会があり、本当に多彩な私の仲間たちが集まってくれました。
 ウクライナの歌手、ナターシャ・グジーさん、ほろ酔いコンサートのゲストに来てくれたタブレット純さんも駆けつけてくれて、大きな家族のような感じ。「地球船登紀子号」みたいだな、と嬉しかったです。


(写真:左からナターシャ・グジーさん、サイマリさん、タブレット純さん)


オノ・ヨーコさんのマネージャーさんから素敵なお花をいただいました。



 さて先々週「新宿紀伊國屋」で開かれたこの本のサイン会にはたくさんの方が来てくださり、熱気一杯の交流の場になりました。
本を買って下さった方には男性が多くて、年齢層も若い世代が目立ちました。一番若い人は、お母さんと一緒に来てくれた小学校3年生の女の子でした。彼女にとって登紀子は「ジーナさん」。「『ジーナより』って書いて下さい!」って言われて、30年前のこの作品が、三世代を繋いでいるのを感じました。

 この「百万本のバラ物語」を語るスペシャルトークの会が、2月23日に福岡市科学館サイエンスホール(福岡県)であります。ウクライナ紛争から1年。一刻も早い停戦を訴えたい気持ちでいっぱいです。午後2時からと4時半からの2回です。トークの会ですが、ギターは持って行きますよ。

 

今年のコンサート、いよいよ始まります。明日の増穂では山梨県出身の宮沢和史さんも一緒で歌うのが楽しみです。「富士山だ」も歌うよ!
 そろそろ脱コロナの声も聞こえて来て、嬉しいね!
 良い春を呼び込みましょう!

登紀子