＜TOKIKO NOW＞『2022年、素晴らしい年になりますように！』

今年最後のNowです。
27日に福岡で「ほろ酔いコンサート」終わりました。
バースデーコンサートであり、中村哲さんへの追悼を込めた忘れ難いコンサートになりました。
ステージにはたくさんのキャンドルが飾られ、本当にうっとりするような気持ちで、熱い想いを心の底からすべて歌い切ることができた、と感じています。



コンサート成功のためにこの1ヶ月、頑張ってくださった皆さん、本当にお疲れさまでした。
素晴らしい演奏で支えてくれたミュージシャン、スタッフの皆さん、本当にありがとう！
 

この日、私は78歳。文字通り七転八倒を覚悟で迎えました。
さらに78はダブル・サンキュウでもあります。
39の倍ですから、、、笑。
ひとつはこの世からもう去ってしまった人たちへの感謝。ひとつはこれからを生きる人たちへの「ありがとう」、そんな気持ちです。

コロナ感染に振り回されながらも、何とか気丈に乗り越えて来られたみなさんに拍手を贈りたいです。
これからも、日々を大切な実りに変えて、丁寧にのびのびと超えていきましょう。


 

今回、アンコールに歌った「声をあげて泣いていいですか」は、私の2021年へのありったけの思いです。
こんなに泣きたいことの多かった年。ひとつひとつの出来事を忘れないで、これからの未来を祈り続けたいと思います。

最後に歌った「江の川挽歌」は、どこまでもこの天空と共に生きる、人としての想いを込めて作った歌。CDアルバム「花物語」の50曲目に収録した歌です。



来年2月20日に島根県の江津市で、この歌の初披露コンサートを開催します。その前日からの2泊3日でのツアーも計画しています。石見銀山から出雲大社まで含まれた凄い旅行の上に、私の大好きな大森町の街並みや、日露戦争の時に沈没したロシアの艦船、イルティッシュ号の乗組員全員を救った和木の浜の人たちの歴史も辿る貴重な旅になると思います。
ぜひ皆さん、いっしょに行きましょう！


この年末、大雪や寒さに皆さん気をつけて、ビシッと新年迎えて下さい。
年末から年始にかけて、Yaeの歌う大関さんのCM、流れるようです。ぜひ、一杯やりながら聴いてください！
良いお年を！

登紀子