<TOKIKO NOW>『 3・11はpeace on earth!夜は「登紀子土の日ライブ」』 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>『 3・11はpeace on earth!夜は「登紀子土の日ライブ」』

 2012年の3.11から欠かさず開いてきた追悼会。今年も日比谷公園でやりますが、緊急事態宣言が延長になったので、リモート開催となります。みんな来てね、と言えない代わり、見てね、ということになります。

「登紀子土の日ライブ」Vol 7は、この日の夕方6時から、You Tubeで生配信します。
「登紀子ひとり語り、3・11から10年、今伝えたいこと」。

 もともと11日を「土の日」と名付けたのは、「十と一で土」という意味と、「プラス・マイナス・ゼロ」で、原点に帰ってみることを目指していたので、この日は、「震災から10年」の思いと、「人生の原点」をテーマに語り歌います。

 1969年3月12日、東京に大雪が降った日、「ひとり寝の子守唄」が出来た。そんなことを深堀してみたい、と思っています。
ファーストアルバムに「I love you」を入れていた尾崎豊のことも、、、。
蓋を開けてみないとわからない、思い切り気ままなソロトークに挑戦です。

 さてその後、3月14日は「沖縄ほろ酔いコンサート春」!
去年の「ほろ酔いコンサート」で延期になった「沖縄ほろ酔いコンサート」が、やっと本番を迎えます。
「ほろ酔いコンサート」と「コンサート2021」を合わせてプログラムに盛り込み「ほろ酔いコンサート春」と名付けました。

 沖縄は、新里酒造さんの泡盛の振る舞い酒があります。
去年くらいから、フィナーレの盛り上がりが、半端なくって、今年はどんなことになるのか、ドキドキです!
延期になった間も、ずっと待っていてくれた人もあり、なんか、すごい盛り上がりになりそうな予感。

 首都圏の緊急事態宣言が延長になり、思い切り弾けるわけにもいかない状況ですが、沖縄では、今年の一歩を踏み出す気持ちで歌いたいと思います。

 3月7日は仙台で、東日本大震災後に続いてきた「仙台フィルハーモニー交響楽団」の「つながるコンサート」にゲスト出演。
「時には昔の話を」「今どこにいますか」「愛の讃歌」そして「わせねでや」を仙台フィルの皆さんの感動的な演奏で歌いました。



「わせねでや」は「忘れないでね」の方言。
浦戸諸島のひとつ、桂島で震災の時、津波にあったショックで、言葉が出なくなった内海和江さんが、筆談しているうちに書き綴った詩に、シンガーソングライター、ヒザシくんが作曲して「わせねでや」という歌になり、私が歌って2012年にレコーディングした曲。

 島の季節の風景が美しく歌われた懐かしい故郷の歌です。みんなに歌い継がれ、いつか紅白で歌われるといいね、なんて言って言ってきた歌。今年はコーラスの参加もなくて残念でしたが、最後を盛り上げてくれました。

 首都圏は緊急事態宣言の延長で、まだまだ大変ですが、めげずに、歩を進めましょう!颯爽と、とはいかないまでも、クールにね!

登紀子