<TOKIKO NOW>『いい旅が続いています!』 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>『いい旅が続いています!』

ゴールデンウイーク、真っ只中、いかがお過ごしですか?

4月最終週、 私は幾つもいい旅が続きました。
25日は山形へ、コンサート「ひばりとピアフ」のキャンペーン。
新幹線の沿線にはまだ残雪があるのに、山形では桜は満開を過ぎて、ハラハラと花びらが散っていました。でもその夜宿泊した 赤湯温泉では、素晴らしい満開の桜を堪能!やっぱり嬉しいものですね。



東京に戻った次の日は、北海道の東川に飛びました。
東京との温度差は15度以上⁈
でも曇り空の間から、素晴らしい青空が見えてくる劇的な瞬間に出会い、ドキドキするようなイイ写真が撮れました。


 

そして美味しいお酒と美味しいお魚に舌鼓。
ほんとにご馳走さま!

翌日は、北工福祉学校で「特別授業」。
日本はもちろん、アジア各地からの留学生も多い、元気一杯の学生たちと、ワクワクの時間を共にしました。
モンパチの「あなたに」から始まった授業(?)。
弾き語りの「百万本のバラ」「さくらんぼの実る頃」に続き、どこが授業なの?と言われそうだけど、歌の背景には、時代を動かした厳しい歴史があることを、丁寧に伝えました。

 

この東川は、バルト海に面したラトビアとの縁が深く、日本ラトビア協会の活動が盛んです。「百万本のバラ」がラトビアで生まれた子守唄だったことにこだわり、歌手生活50年の2015年、ラトビアからオーケストラを招きコンサートをした事、戦争の歴史に翻弄される小さな国の苦しみがあったことなど、話しました。

この国の役場には国際交流部があり、世界のいろんな国からの職員が何人も仕事をしています。
この日も、ラトビアからのクリスタさん(右)、ウズベクスタンさん(中央)からのニグマノヴァさんが、来てくれていました。

 


 

これからの21世紀の世界を平和な輪で結び、つながって行ける生き方をみんなで作ろうとしている東川は、ほんとに気持ちの良い、感動の街。
皆さんも是非訪ねて下さい。
7月最終週には今年も「写真甲子園」があるそうです。今年の秋には映画「写真甲子園」も封切りされる予定。素晴らしい映画なんです。
楽しみにしていて下さい。

さて、東川から戻ったその足で、鴨川へ向かい、29日は王国の田植えでした。もちろん私もジーンズの裾をめくり、田んぼに入りましたよ。
田植え歴、40年以上だもん!腰も大丈夫。なんだかこの元気、我ながら不思議なくらい。きっと楽しいから、元気が出るのよね。皆さんのお陰です!ありがとう。



来週は、東北の大船渡から「にっぽん丸」に乗り込んで、船内ライブです。また何か出会いがあるでしょう。楽しみ。
みなさんもまだまだ続く連休を、楽しんでください。
無理しないようにね!

登紀子