<TOKIKO NOW> 「27日はタワーホール船堀、28日は狛江のエコルマホールです。」 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW> 「27日はタワーホール船堀、28日は狛江のエコルマホールです。」

神戸文化ホールで、関西フィルハーモニー管弦楽団のみなさんとのコンサートがありました。
選び抜いた曲をオーケストラアレンジで聴いていただく、肝入りのプログラム。
1部はオリジナル曲、2部は外国曲から私が選び、日本語の詞で歌ってきた珠玉の歌たち。
6月のリエパーヤ管弦楽団とのコンサートも同じプログラムで行うことになっていて、この日は出来たばかりのオケの譜面の確認をしたり、テンポや演奏方法などを決める大切な日。

前日のリハからはじめての顔合わせ。リハーサルはチリチリ、ドキドキ。でも本番は何だか夢のよう! 何人もの人の演奏の思いが、予想外のパワーになって歌を上昇させてくれる瞬間に震えました。本当に幸せな2時間でした。



1部の幕開きは、「LOVE LOVE LOVE」「時には昔の話を」。それを受けて「難破船」「今あなたに歌いたい」。久しぶりに歌ってこの歌の醍醐味に触れました。和田アキ子さんが大切に歌って下さっている歌ですが、この50周年の節目の思いを噴きださせるような歌詞に自分でも泣きそうに!

1部の後半は、「今どこにいますか」「青いこいのぼりと白いカーネーション」など、2011年以降に創った曲。最後を締めくくったのは「愛を耕すものたちよ」。この歌は、オーケストラアレンジで歌うと、大きな優しさに包まれるようで、それも発見でした。



2部は「さくらんぼの実る頃」に続いては、アストル・ピアソラの「忘却」「リベルタンゴ」とジャック・ブレルの「愛しかない時」、そして「愛の讃歌」まで一気に歌いました。大好きな歌を思う存分歌える嬉しい時間。

最後のプログラムは「百万本のバラ物語」。ラトビアで生まれた時の「マーラの与えた人生」から「百万本のバラ」へ、歴史を動かしたこの歌の運命を綴るスペシャル盤です。



このプログラムは6月のラトビアからのオーケストラ、リエパーヤ交響楽団との共演でコーラスも加えて開きます。6月5日の越谷から、山形のシベール・アリーナ(6/6)、横須賀 芸術劇場(6/7)、津の三重県文化会館(6/10)、大阪フェスティバルホール(6/11)、長崎ブリック・ホール(6/12)、6月14日のNHKホールまで7回。すごいツアーになりそうです。お見逃しなく!

さて、これからいろんなラジオ、テレビ出演が続きます。
まずは明日の夜7時からの3時間スペシャルクイズ番組「THE 博学」(テレビ朝日)に出演するんです!
凄かった~!この番組。とにかく見てください。

29日にはNHKFMラジオの名物番組「日曜喫茶室」に15年ぶりの出演。ご常連さんの安野光雅さんと再会しました。司会のはかま満緒さんの深いツッコミ、高倉健さんとの手紙のやり取りを本にされた近藤勝重さんの語りに引き込まれ、これまで話したことのないエピソードに踏み込むことになりました。インターネットラジオ「らじる★らじる」でも聞けるのでこれも聞いてください。

安野光雅さんと

明後日27日はタワーホール船堀、土曜日28日は狛江のエコルマホールでコンサートです。この日は、登紀子の60年代、70年代、80年代、90年代、と出来るだけたくさんのヒット曲を盛り込んだ1部、震災後の歌から「愛の讃歌」「百万本のバラ」までと、欲張りなメニューで歌います。
是非いらしてください。

登紀子