<TOKIKO NOW> 「ほろ酔いコンサート」始まります! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW> 「ほろ酔いコンサート」始まります!

嵐と秋晴れのシーソーゲームだった10月もそろそろ終わりですね。
いよいよ加藤登紀子50周年開幕の「ほろ酔いコンサート」が11月6日の札幌コンサートホールKitara、11月8日の旭川市公会堂から始まります!
旭川ではもう雪が降ったそうで、寒そうですが、意外に寒いのは好きで、北国生まれの冬育ちの本領発揮です。

さて、週末ごとに野外イベントが続いた10月後半。
19日の「土と平和の祭典」はお台場の潮風公園で大快晴のなか、行われました。
初めての場所でしたが、前日も天気に恵まれ、とってもアットホームな祭典になりました。テーマも「家族農業」。
今年が国連家族農業年であることに因んでいます。

10時前、樽酒の鏡開きにもたくさんの人が参加。それぞれのカップで乾杯。
オープニングは高らかに「GOCOO」に太鼓。
そこから続くメーンステージのアーティストにも、トークゲストの農家さんにも、今年は女性が大活躍でした。
これまで若手のリーダーだった有機農家にも次の世代への種まきが進んでいるようで、様々な分野で仕事していた人が、出産を契機に都会暮らしをやめて、田舎暮らしを目指すという新しい流れがはっきりして来た感がありますね。

今年初めて参加してくれた女性ロックグループ「新月灯花」は、福島を中心に震災以降ライブで活躍して来た胸に響く歌を聞かせてくれ、初回から必ず出てくれている「FANKIST」も、ひとまわり大きくなったスケール感を発揮してくれました。
ステージの最後を任された「ズクナシ」と私。一緒に作ったNew Album「愛を耕すものたちよ」の曲、「New Revolution」「から揚げ時代」で燃えたあとは「時には昔の話を」と「百万本のバラ」でしっとり。
夕陽が落ちるのを感じながらのフィナーレには実行委員長のYaeを始め、出演者みんなで「Power To The People」と「Seeds In The Fields」で盛り上がりました!





その次の週末は鴨川市の大山千枚田で松明を灯すイベントがあり、25日にはYae、 26日には私が棚田の灯りの中で歌いました。



畔に設置された太陽光発電で自動的に灯るLEDの灯りと、使用済みの天ぷら油を燃やす松明で浮かび上がる見事な幻想の舞台!
うっとりする時間でした。



心配した雨予報をはねのけて無事終了したのは本当にラッキーでした。
その後の10時頃から凄い雷雨になり、やっと寛いでいたのに突然の停電!
ここ鴨川は今年、大雪で数日の停電、台風でも停電、と送電の危うさに曝されていて、ますます太陽光の自家発電に切り替える必要が出て来ています。
この夜も、窓辺に置いている太陽電池付きのスタンドですごく助かりました。

今週末の11月2日はこの鴨川自然王国で大収穫祭です。
若いバンドや、色んなトーク満載、Yaeも私も歌います。おいしいものもいっぱいです!
ぜひぜひ遊びに来てください!

登紀子