<TOKIKO NOW>2月の最終週。25日にはTOKIKO’s Barです! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>2月の最終週。25日にはTOKIKO’s Barです!

森繁久彌さんの息子さんの建さんをゲストに、テーマはもちろん「森繁久彌」。父親としての森繁さん、晩年の森繁さん、森繁さんから残されたものなど、語り合って見たいです。もちろん歌もね。
先週の「富士山だ」からの世界遺産シリーズ。能登や石見銀山の話も含めてみたいです。
是非、見てください。

USTREAM番組
加藤登紀子の「Tokiko’s Bar」番組サイト>>>
http://www.ustream.tv/channel/tokiko-s-bar

さて先週の週末のコンサート、二つとも感動的でした。
八ヶ岳の音楽堂は記録的な大雪の中、必死の除雪で開催。ステージから見える雪景色の後にはくっきり富士山が見えていたそうです。
一部はオリジナルのラブソング、「過ぎし日のラブレター」「冬の蛍」「あなたの行く朝」が暮れ行く雪景色の中にものすごくはまり涙が出ちゃいそうでした。
二部はガラリと変わり、マレーネデートリヒのイメージで「リリーマルレーン」から幕を開け、ピアフ物語のニューレパートリーに踏みこみました。



「アコーディオン弾き」「私の神様」と言う名曲に加え、ピアフの最晩年、シャルル・デュモンがジャック・ブレルの詩をつけてピアフのために書いた「あなたの次第」。ピアフは結局歌うことはなかったので、日本でほとんど知られていない歌。それでもピアフが最後に残すかもしれなかったメッセージとして日本語詞をつけました。
この3曲は初めて訳詩を付けたので、その言葉たちに命が宿る瞬間!本当にドキドキでしたが、達成した感じ。この結果が、3月7日のSTBスウィート・ベイジルのライブ、5月24日の京都春秋座へとつながります。



そして朝早く出発して、茨城の水戸へ。
氷柱と雪壁の世界から全く雪のない春を待つ街へ。でも梅まつりの偕楽園にはまだ梅が咲いていなくてびっくり。3年前の2・26、震災で被災する前の茨城県立県民文化センターでコンサートをした時には、満開の梅を見たのが記憶にあり、写真にも残ってます。
今年はやっぱり寒さが厳しいんですね。



コンサートの方は熱い熱気で盛り上がり、特にフィナーレの「富士山だ」は2・23の日でもあり、大ノリ。気持ち良く帰路につきました。
この夜は六本木ヒルズで、友だちのパーティーに参加、ソチオリンピックの閉会式もあり、すっかり夜更かし。苛烈な一日でした。

登紀子