<TOKIKO NOW>素晴らしいミュージシャン達との共演。ドキドキ、そわそわ。 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>素晴らしいミュージシャン達との共演。ドキドキ、そわそわ。

先週の大阪フェスティバルホールでの「MUSICFAIR2500回記念コンサート」とっても、とっても楽しかった。
二日間とも素晴らしいミュージシャン達との共演。ドキドキ、そわそわ、トークも楽しくて、2月8日から8週に渡る放送が本当に楽しみです。

一日目、私は「百万本のバラ」を徳永英明さんとのデュエットで。彼はカバーのアルバムでも歌って下さっていて「これは僕の持ち歌ですから」と、しっとりバラードで迫る歌い出しがグッとくる感じで、いつもの「百万本のバラ」とは全く違うドラマティックな歌になりました。



二日目は、華原朋美さんと「難破船」をデュエット。声の高さがすごく違うのでどんな風になるかと思っていたのですが、見事なアレンジで、あっという間の転調が心地よく、加藤登紀子のクールな「難破船」と、華原さんの可憐で、切々とした「難破船」が胸に沁みる仕上がりになりました。

華原朋美さんと登紀子

今回2500回目の「MUSICFAIR」、スタートから50週年の記念の年。
私のデビューの一年前からなので、まさに新人の時からお世話になってきた番組です。この番組だけで聞かせるアレンジだったり、コラボレーションだったり、こだわりのある本物の音楽番組として、世代を超えたミュージシャンが育てられた番組。

今回のコンサートはそんなこだわりの結集と言ってもいい見ごたえのある内容でした。キャリアのある世代の歌に若いアーティストがジョイントすることで、歌が次の世代に受け継がれて行く可能性が感じられるし、実力満点の歌手が何人も集まって一つの歌をセッションする醍醐味、ロックから歌謡曲、演歌までを、そんなジャンルわけを取っ払うような音楽的なアレンジで料理してしまったり…。

音楽が世代で分かれてしまう傾向がどんどん強まって行く中で、一つの番組を違う世代がちゃんと楽しめる、そんな番組作りを目指し続けたスタッフに心から感謝したいと真剣に思いました。放送はこれからなのでそれ以上の種あかしはやめときます!絶対に見てください!



私の歌の番組オンエアは、2月22日が「難破船」、3月8日が「百万本のバラ」です。他の
日にもトークでの出演はあるかもしれません。詳しい出演情報はhttp://www.fujitv.co.jp/MUSICFAIR/2500.html






さて、2月9日は代官山ユニットで、LIVE REVOLUTIONというライブイベント。
ここでもまたすごい顔ぶれとの共演。去年キャプテンハーロックの挿入歌を一緒にレコーディングした佐藤タイジ、参院選でヒーローになった三宅洋平、若い女性バンドの「ズクナシ」など。トークゲストには中沢新一さんも登場します。
この日のために新曲も作ったよ。これまできいてもらってない歌が三つもあります。

都知事選の日ですから、必ず投票済ませてから来てください。
午後から夜9時くらいまでなので、フィナーレの頃には結果が見えてるかもしれないね。日本の未来を決定する大事な選挙ですから絶対、投票してください。

2月6日の夜のNHKラジオ深夜便のミッドナイトトークも忘れずに!

登紀子