沖縄市で開かれた全島エイサーまつり、 圧巻でした! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

沖縄市で開かれた全島エイサーまつり、 圧巻でした!

9月1日、コザの運動公園で開かれた「全島エイサーまつり」最終日に「琉球國祭り太鼓」のゲストとして出演。私のオリジナル曲『風歌』を、総勢250人の、太鼓、パーランク、踊りの人達の演舞と共に、歌いました。

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去年のコザミュージックタウン音市場で行った沖縄版「ほろ酔いコンサート」で、レコーディングしたばかりの『風歌』に「祭り太鼓」の中心メンバーが参加してくれたことがきっかけになり、今年のこの晴れ舞台となりました。

この「琉球國祭り太鼓」のメンバーは世界中に支部があり、年に一度、「エイサーまつり」の日に集結するんです。この日も、遠くロサンゼルス、ブラジル、アルゼンチン、ボリビアから、そして長野、山梨、愛知、千葉、宮城などなどの日本各地から、集まった若者達が、素晴らしい熱気と集中力で見事な演舞を決めてくれました。

彼らの演目は5曲。
その2曲目に私の『風歌』を歌い、残りの3曲をメイン観客席からじっくり見させて頂き、改めて、「琉球國祭り太鼓」の底力を確認したわけで、恋人の顔をよく見ないうちから結婚し、結婚してから正体を知ったような、不思議な感動がありました!チヨット喩えが過激かしら?(笑)

全島エイサーまつりの様子は、ユーストリーム(http://www.ustream.tv/recorded/38088299)でも見られますので是非見てください。
この日は一曲だけでしたが、今年のほろ酔いコンサートでは、何曲かコラボ出来ると思います。ひょっとしたら日本各地の「ほろ酔いコンサート」で、それぞれの支部の人達の参加の声も上がってくるかもしれないです。何かすごい楽しみが増えました。

さて、先週は、岩手から帰った日に、キャプテンハーロックの3D上映会があり、松本零士さんとの顔合わせでトークがあり、松本零士さんの目の前で、挿入歌の『愛はあなたの胸に』を歌い、これもチョットたまらない興奮の瞬間でした。

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この映画のサウンドトラック盤はもう発売になりましたが、映画の上映は9月7日からです。みなさん、是非見に行ってください。

その間に能登への旅があり、それも感動の美しい旅でした。
能登版「ロミオとジュリエット」と私が名付けた恋路海岸の悲恋。その物語から『百年の恋歌』を創り、森繁久彌さんの作られた『能登の夢』と一緒にレコーディングしたので、その現場である恋路海岸にどうしても行ってみたくて、七尾から1時間半の道のりを車で連れて行ってもらいました。

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700年前、村の若者がみんな大好きだった美しい乙女が、ある日別の村の男と恋に落ち、夜中に小さな灯りをともして、密かに浜辺で恋をしていた。村の若者はどうしても我慢ならず、その灯りを崖の上に移し、そのために男は、海に落ちて死んでしまう。悲しんだ乙女はその後をおい、海に身投げしてしまう、という物語。

今この浜辺は恋人同士のむすびの浜として人気で、この日も浜辺にいるのは若いふたり連れだけでした。私は一人、海の美しさに浸ってきました。
仕事だけど夏休みだと思って楽しめば、本当に幸せな時間。夏休みの最後の忘れ難い夏の思い出、しっかり胸に刻みました。

さて、今週5日、6日は福岡へ「ほろ酔いコンサート」のキャンペーンで行きます。旅の荷をほどいた途端に、また次の旅支度が続いていますが、頑張って行きまっしょい!

今週末は本当は稲刈りなんだけど、チョット行けないかもしれないな、と心配してます。
日曜日の夜は、Tokiko's Barの5回目、ゲストは何とC・Wニコルさん。東松島のプロジェクト、森の学校の話やニコルさんの歌をご紹介します。私の作った新しい中学校の校歌もね。
楽しみにしていて下さい。

6日の夜、私は見れないんだけど、金曜ロードショーで「紅の豚」が放送されるそうです。宮崎駿監督の引退表明を受けての上映だそうですが、私は引退して欲しくない気持ちでいっぱいです。
もちろんご本人の意志を尊重する他はないんですけど…。

まだまだ暑い9月、どうぞお元気で。

登紀子