今週末は九州ツアー。大村、大野城、直方です！

ハマダイコンの花畑、手に持っているのがセイタカアワダチソウです。

ポーランドから帰ってからの過激な10日間。
よく動いた10日間でした。（ポーランド報告はNHKBSプレミアム6/26放送の「旅のチカラ」を見てくださいね！）
18日の新潟市の福島潟での「Tokikoとピクニック」では、セイタカアワダチソウを「食べる」と「染める」をテーマにワークショップ、そして青空の下でのびのびライブもやりました。日差しが強くて気持ちよかった！
ビュー福島潟の名誉館長としてのお仕事だけど、こういうのも仕事って言っていいのか？って言われそう。

「食べる」ではまだ若いアワダチソウの若芽の部分の天ぷら、葉っぱの塩漬けを細かく切ってご飯にまぶす、混ぜ御飯。なかなかの美味でした。もちろん潟の葦をダメにするアワダチソウの駆除が目的。なんかイイコト無いと面白くないからね。
アワダチソウは、刈り取ると余計に繁殖するので、根っこから抜く事が要です。

「染める」では、茎と葉っぱ。ミョウバンで媒染すると、深い辛子色に。私はショールとテーブルマットをいただき、マットはランプシェードに仕上げ、大満足でした！

翌日は佐渡へ。新潟市と佐渡市の子供たちの交流田植えと、トキの観察、そして能舞台でのコンサート、と言うたくさんのメニューで、大忙し。私は全部は参加出来なかったけど、心配だった雨も降らず、ものすごく楽しいライブが出来て嬉しかったよ。



今は能舞台のシーズンのまだ始まり。これからは、月に一度くらい、薪能があるそうで、流石ですね。気持ちの良い風景に、佐渡の雅をゆっくり味わいところでしたが、何と私はその日のうちに山形へ、という過酷なスケジュール。でもそれがまた夢のような旅で…。

翌日の朝から訪ねたのは、寒河江のさくらんぼ農家。
宝石のような「さくらんぼ」を木から直接摘み取ってご馳走になりました！美味しくてため息が出ちゃう「旬」の瞬間。
まだまだ季節の始まり。私にとっても今年の初物で、大感激。
今月6月6日にはシベールで「さくらんぼコンサート」があります。
この日を「さくらんぼの日」に、という声が上がっているようで、楽しみです。

さて、その翌日は鴨川で、ちょっとゆっくり！
田んぼの中で遊ぶ孫のお相手とか、料理とか。やっぱりほんの少しでもこう言う時間がいいね。

先週末は土曜日に山梨の道志村での野外ロックフェス、ナチュラルハイに出演。佐藤タイジとのコラボがまた素晴らしかった。今年のフジロックに向けてグングン満ちて行きそうです。



この辺りの事は、今出ているBig Issueを読んでください。よろしく！

日曜日は茨城県坂東市でコンサート 「詩と歌の世界」。



ポーランドから帰ってまた私の中の自分史が深くなった、その思いを込めてのコンサートになりました。
こちらはオーチャードに向かっての構想につながって行きそうです。

今日の夕方は、ラジオ関西「加藤登紀子の地球に乾杯！」の放送も聞いてくださいね。週末は九州ツアーで、大村、大野城、直方と回ります。

今の私、歌うことに燃えてます！ひとつひとつのステージがそれぞれ違った私に出会う発見のようで、本当に面白い！
今年は私の48年の集大成ができそうです。
コンサート楽しみにしていてください。

登紀子