いよいよ、ブータンへ出発です! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

いよいよ、ブータンへ出発です!

先週金曜日、松江での「オーガニック・コンサート」。次の日は、同じ島根、石見銀山のある大田市の仁摩サンドミュージアムでの幻想的なライブ。そしてそこから仙台に飛んで、「ねんりんピック」の音楽文化祭!!三日続きの過激な週末が無事終わり、いよいよ明日は、ブータンに出発です。

松江では久しぶりのコンサート。先月、島根県の有機農業大使に任命されたこともあり、有機農業を積極的に進めてきた人たちが中心になって企画した「オーガニック・コンサート」。

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いつものレパートリーの一つ一つにもまた意味合いが深まり、「1968」や「Seeds in the fields」「スマイルレボリューション」など時代的なメッセージのスパイスの効いたコンサートになりました。

その日打ち上げの会場になったのは、松平公やラフカディオ・ハーンにもゆかりのある料亭「臨水亭」。古い日本の良さを満喫できる座敷での宴会は、美味しいお酒で盛り上がり、そのままそこで温泉に入り、泊めて頂きました。この頃はホテルの宿泊が当たり前になってきたけど、日本宿の良さは、同じ屋根の下で過ごす一体感があることですね。「臨水亭」のご主人やお女将さんともすっかり仲良くなり、紅葉を一歩早く感じさせてもらったお花や料理も印象的でした。

翌日、松江から大田への途中、棚田百選の「山王寺棚田 」に立ち寄り、農家の方と懇談。ここのリーダーは「スサノウ」とよばれる農業の達人。お神楽でも、スサノウの舞を見事に舞われる方とか!
山陰の農村の香り高い文化が伺われました!

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左の方がスサノウさん(笑)

大田市では「鳴り砂サミット」が開かれていて、そのプレイベントとして開かれた、仁摩サンドミュージアムでのトークライブ。
去年、ここを訪ね、一年に一度回転する大きな砂時計に感動!
美しい砂浜がキュッキュッと鳴る琴ヶ浜にもうっとり!
そのラブコールが届いたのか、今回呼んでいただけて嬉しかったです。
珍しく弾き語りで、「土に帰る」を歌いました!
震災に被災した気仙沼にも「九九鳴り浜」と「十八鳴り浜」があり、津波にも負けず、今も鳴っているそうで、ライブのあとの交流会で、各地から集まった「鳴り砂」「鳴き砂」を守る人たちの熱い思いに触れることができました! 「鳴き砂」なのか、「鳴り砂」なのかは、いろいろで、論争に「きり」がつかないんだって!笑

出雲空港から羽田空港、東京駅から仙台と動いて、飛び込んだ仙台の宮城県民会館は「ねんりんピック」ですごい熱気!
久しぶりに「加藤登紀子とみちの空」としての出演。
最後の「わせねでや」はやっぱり感動的でした!
この歌は、本当に高らかに歌えて、胸にも沁みる絶妙な歌。
出演者全員が勢揃い、会場がひとつになったフィナーレは、圧巻!
ブータンでも歌ってくるつもりです。
もっともっと広げたい歌です!

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さて、いよいよ明日はブータンに出発!
今夜、7時からのラジオ出演を済ませてから、準備しなくちゃ!
戻ってからのお土産話、楽しみにしていてください!

登紀子