ちょっぴり過激な被災地Liveやり遂げました！今週末はスイートベイジルコンサート!!
2月10日、陸前高田の米崎小学校でうたった!!
小学校の生徒全員と仮設住宅の人たちとの新鮮なLive。
寒い体育館をペシャワール会の人が運んでくれた猛烈にあったかい石油ストーブで温めてのびのび、わくわくのLive！
「Seeds in the fields」の軽快なリズムでみんなと出逢い「百万本のバラ」を歌った後、毎日小学生新聞に載った小学生の日記をもとに作った私のオリジナル「青いこいのぼりと白いカーネーション」を聞いてもらった。
ほんとは小学生の人たちに歌って欲しくて作った歌。（うつみ宮土理さんが子どもたちとレコーディングして4/18に発売される）
私が歌い終わって「みんなも最後の繰り返しを歌ってみる？」と言ったらみんな大乗り気。特に小さい子供たちが元気良く歌ってくれた。
歌のテーマは津波で亡くなった父親の腕時計をはめてマラソンを走ってる少年。
「二人分、三人分僕は生きてる、だってみんな僕の胸で生きているから」このフレーズが気持よく体育館に響いた。
最後に授業のベルが鳴っても「もう一回、青いこいのぼり！」と声があがり、最後また歌うほど！
2月11日 気仙沼！！ホテル望洋のホールでのLive。
NPO「底上げ」というボランティアチームの若者が主催、ピースボート災害ボランティアセンターやBHNの応援で実現した。
「底上げ」のリーダー矢部寛明くんは私の事務所の隣に以前集まっていた「Greenz.jp」のメンバー。
実は、4年前、自転車で日本全国走っていて、所持金1000円の状態でホテル望洋に辿りつき助けてもらったことがことのはじまりだったらしい。
震災直後からすぐに飛んで行って気仙沼を応援。ついに今年大学を卒業して就職先も蹴って、NGOを立ち上げた。彼の声に呼応する学生たちが40～50人も東京からバスで乗り込みコンサートの準備をしてくれた。
大漁旗の飾られたステージにその心意気がみなぎり、熱い興奮と 涙の交錯する忘れ難いLiveになった。
途中「今どこにいますか」を歌い終わった時、時刻はちょうど2時46分、みんなで震災から11ヶ月の黙祷を捧げた。
2月12日早朝、吹雪の気仙沼から石巻へ走り、10時からのLive。
上釜会館という被災の生々しい地区で、震災後はじめてのLiveだという。おしることおでんの炊き出しがあり、私も頂き、ほっと元気が出た。
ガラス窓のむこうに青空が広がり、太陽がポカポカ射し込む集会所で気持ちよく歌えた。小さい子供たちもいたので「この世に生まれてきたら」「おまえの人生」など、私の1973年の歌も歌った。
その後に石巻商店街の呉服屋かめ七でLive。震災直後から勢力的に活動を続けているピースボート災害ボランティアセンターが、最近ボランティアの数が減ってきているため、引き続き皆様の力を必要としていることをアピールするために開催した。
この日初めて歌ったのは「わせねでや」。仙台の若いバンドのメンバーが塩釜に近い浦戸諸島のひとつ桂島の内海和江さんがつくった詩に曲をつけた歌、とても自然で胸を打つ歌。聞いてくれた人の中には島から来た人もあり涙を誘った。
ピースボート災害ボランティアセンターの方たちと
午後には、寒風吹きすさむ桂島に私も渡り、内海さんに逢った。
体が清められるような厳しい寒さの中、まだ舟の打ち上げられたままの砂浜を歩いた。内海さんはこの島で獲れたカキのフライや野菜の煮物、それに餅の碗を出してくれて、震災の後、ショックで声が出なくなり、その不安ともどかしさの中で仕方ないからせっせと詩を書いた、と話してくれた。
今はすっかり元気のいいおばちゃん。
ヒザシさんと内海さん
この島はのりの養殖もカキも助かり、去年も出荷することが出来たそうだ。
思いがけないほど心に残る旅になった。
たった三日、だけどやっぱりすごい旅だった。
6本のLiveをこなし、たくさんの人たちと抱き合えた。
被災地は今、寒さの中これからの不安のしのびよるせつない季節を迎えている！その不安を、解決することは私には出来ない。
ただ前に向かうエネルギーにちょっと火をつけてあっためることは出来るかもしれない。
Liveの準備をしてくれたみんなに、そしてボランティアのみんなに感謝です！
さて今週末は再び島健さんとの「スイートベイジル」一年一度の貴重なLive！
ほんとに楽しみにしている。
島健さんとは先日NHKの「SONGS」の録画をしたばかり。
「百万本のバラ」や「難破船」そして「今どこにいますか」を島健さんのピアノで歌った放送は2月22日夜10時55分から。是非是非見て下さい。
小学校の生徒全員と仮設住宅の人たちとの新鮮なLive。
寒い体育館をペシャワール会の人が運んでくれた猛烈にあったかい石油ストーブで温めてのびのび、わくわくのLive！
「Seeds in the fields」の軽快なリズムでみんなと出逢い「百万本のバラ」を歌った後、毎日小学生新聞に載った小学生の日記をもとに作った私のオリジナル「青いこいのぼりと白いカーネーション」を聞いてもらった。
ほんとは小学生の人たちに歌って欲しくて作った歌。（うつみ宮土理さんが子どもたちとレコーディングして4/18に発売される）
私が歌い終わって「みんなも最後の繰り返しを歌ってみる？」と言ったらみんな大乗り気。特に小さい子供たちが元気良く歌ってくれた。
歌のテーマは津波で亡くなった父親の腕時計をはめてマラソンを走ってる少年。
「二人分、三人分僕は生きてる、だってみんな僕の胸で生きているから」このフレーズが気持よく体育館に響いた。
最後に授業のベルが鳴っても「もう一回、青いこいのぼり！」と声があがり、最後また歌うほど！
2月11日 気仙沼！！ホテル望洋のホールでのLive。
NPO「底上げ」というボランティアチームの若者が主催、ピースボート災害ボランティアセンターやBHNの応援で実現した。
「底上げ」のリーダー矢部寛明くんは私の事務所の隣に以前集まっていた「Greenz.jp」のメンバー。
実は、4年前、自転車で日本全国走っていて、所持金1000円の状態でホテル望洋に辿りつき助けてもらったことがことのはじまりだったらしい。
震災直後からすぐに飛んで行って気仙沼を応援。ついに今年大学を卒業して就職先も蹴って、NGOを立ち上げた。彼の声に呼応する学生たちが40～50人も東京からバスで乗り込みコンサートの準備をしてくれた。
大漁旗の飾られたステージにその心意気がみなぎり、熱い興奮と 涙の交錯する忘れ難いLiveになった。
途中「今どこにいますか」を歌い終わった時、時刻はちょうど2時46分、みんなで震災から11ヶ月の黙祷を捧げた。
2月12日早朝、吹雪の気仙沼から石巻へ走り、10時からのLive。
上釜会館という被災の生々しい地区で、震災後はじめてのLiveだという。おしることおでんの炊き出しがあり、私も頂き、ほっと元気が出た。
ガラス窓のむこうに青空が広がり、太陽がポカポカ射し込む集会所で気持ちよく歌えた。小さい子供たちもいたので「この世に生まれてきたら」「おまえの人生」など、私の1973年の歌も歌った。
その後に石巻商店街の呉服屋かめ七でLive。震災直後から勢力的に活動を続けているピースボート災害ボランティアセンターが、最近ボランティアの数が減ってきているため、引き続き皆様の力を必要としていることをアピールするために開催した。
この日初めて歌ったのは「わせねでや」。仙台の若いバンドのメンバーが塩釜に近い浦戸諸島のひとつ桂島の内海和江さんがつくった詩に曲をつけた歌、とても自然で胸を打つ歌。聞いてくれた人の中には島から来た人もあり涙を誘った。
午後には、寒風吹きすさむ桂島に私も渡り、内海さんに逢った。
体が清められるような厳しい寒さの中、まだ舟の打ち上げられたままの砂浜を歩いた。内海さんはこの島で獲れたカキのフライや野菜の煮物、それに餅の碗を出してくれて、震災の後、ショックで声が出なくなり、その不安ともどかしさの中で仕方ないからせっせと詩を書いた、と話してくれた。
今はすっかり元気のいいおばちゃん。
この島はのりの養殖もカキも助かり、去年も出荷することが出来たそうだ。
思いがけないほど心に残る旅になった。
たった三日、だけどやっぱりすごい旅だった。
6本のLiveをこなし、たくさんの人たちと抱き合えた。
被災地は今、寒さの中これからの不安のしのびよるせつない季節を迎えている！その不安を、解決することは私には出来ない。
ただ前に向かうエネルギーにちょっと火をつけてあっためることは出来るかもしれない。
Liveの準備をしてくれたみんなに、そしてボランティアのみんなに感謝です！
さて今週末は再び島健さんとの「スイートベイジル」一年一度の貴重なLive！
ほんとに楽しみにしている。
島健さんとは先日NHKの「SONGS」の録画をしたばかり。
「百万本のバラ」や「難破船」そして「今どこにいますか」を島健さんのピアノで歌った放送は2月22日夜10時55分から。是非是非見て下さい。