南アフリカコンサート終わり、ほろ酔いコンサートに向けて一直線! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

南アフリカコンサート終わり、ほろ酔いコンサートに向けて一直線!

4泊6日の南アフリカ訪問!
香港経由で約19時間かけてヨハネスブルグ(Joberg)に到着したのが11月6日の早朝。
この日は、昼食後すぐにソエト(黒人居住区)の孤児院を訪問。
ストリートチルドレンや生まれてすぐ捨てられた子供などの暮らしているところをべーシストのビクター・マゾンドと訪ね、子供たちと歌ったり、腕相撲したり、折り紙をしたり…。
ちょっぴり淋しそうで、目をそらしちゃう感じの子供たちの目が少しずつ輝き始め、しっかりこっちを向いて笑ってくれるようになるのがとっても嬉しかった。
今回のコンサートの収益金をこの施設に募金することとなっている。

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その夜はプレトリアの大使館公邸で日本人会の人たちを中心にたくさんの方が集まって下さり、交流夕食会があり、南アフリカに惚れこんで住み着いた人たちや10年前にレコーディングでヨハネスブルグに来た時にお逢いした人との感動の再会があった。
思えば2000年、「さよなら私の愛した20世紀」シリーズの最後を「TOKIKO SKY」で締めくくろうとアフリカをテーマにしたRecordingをしてから10年余り、その間に、私の最愛のミュージシャン、ビクター・マソンド(ベース)、テンバ・ムキゼ(ピアノ)、アイザック・ムチャーリ(ドラム)を何度も日本に呼び、コンサートツアーや何度かのレコーディングをして来た。アルバム「花筐」「沖縄情歌」「マイベストアルバム」など思い出いっぱいだ。
今年、3月11日の東日本大震災の後、遠い南アフリカから数十人のレスキュー隊や学生のボランティアが来日支援してくれたことへのありがとうの意味でコンサートを開くことになり、私のベストチームと言ってもいいこの3人との再会を果たし、加えて、パーカッション、ギター、キーボードの3人とコーラスの三人が入った9人編成の豪華メンバーでコンサートを開催することになった。テオという人気歌手、シポ・マブセというベテランもゲスト出演。
11月7日は朝の生TV出演の後、全日リハーサル。
11月8日のコンサートは、いろんなプログラム満載のすごい一日となった。

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さてその翌日は、車を走らせて3時間、エンタベニ・パークへと向かった。
エンタベニ・マウンテンのそびえる麓2万2千ヘクタールのサファリパークでその夜、満月を見ながらの野外ドライブ、そして、次の日の早朝、ワクワクドキドキのサファリへ出かけた。
ゼブラ(しまうま)やヌーやカバ、白サイ、キリン、それにいろんな種類の鹿たち、すばしこく走るジャッカルなど、ふんだんに動物を見た後、ちょっと諦めかけていたライオンの群れに出逢えた。
立派なたてがみの雄ライオンと木陰に憩う雌の親子とその家族たち。
サファリカーはオープンカーなのにすぐ近くから向き合い写真を撮った。

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帰国と同時に「ほろ酔いコンサート」へまっしぐら。
明日からはリハーサルに入る。
南アフリカのミュージシャンとのコラボレーションで体も心ものびのび広がった感じ。
気持のよい大きな「ほろ酔いコンサート」にしたいと思う。
楽しみにしていて下さい。