震災から１ヶ月です。

震災から１ヶ月、４月11日の夜に東京タワーの足元でキャンドルライブがありました。昨日は東京タワーに「GANBARO NIPPON」というメッセージが点灯した日。
省電力に頑張ってる東京のシンボルとして震災以後のライトアップを消していたタワー。
このメッセージを太陽電池とLEDの光を使うことで新しいアピールしていました。
このタワーの中にボランティアオフィスを置いているアースディ東京タワーの主催で「11日」を祈りの日として「ひとつひとつ」を合言葉にキャンドルLiveを続けて行こうということになり、そのスタートの日になりました。
ラジオ関西、ラジオ日本でレギュラー放送している「加藤登紀子の地球に乾杯！」の番組の公開放送も兼ねていたので、娘のYaeとの共演となりました。
Live直前に地震で大きく揺れたり、雨が降ったりで、てんやわんやでしたが、どうにか本番の準備を完了、黙祷の後、Yaeと私のアカペラで祈りを空に届けました。
番組はYaeの歌で「名も知らぬ花のように」ではじまり、私のギターで震災の後に創った「今どこにいますか」そして「パーマ屋ゆんた」。どの歌もしみじみ伝わる深い時間になりました。



小雨の中集まって下さった方々も最後までじっくり聴いて下さり、Yaeと私とギター奏者のKai君の演奏とで最後は雨の中「Power to the people」で盛り上がりました。



明日からは東北の被災地に行きます。
13日に花巻空港から遠野に入り、14日には山田町で地元のシンガーソングライターの松本哲也君と出逢い、テントLiveをやることになっています。
その後に大槌町にも行ってみたい。
15日には大船渡の方へ参ります。
何よりも今、皆さんが直面してることを確かめたいし、たくさんお話を聞いてみたいと思います。
戻ってきたらまたレポートします。

震災から3カ月目に当たる6月11日、Bunkamuraオーチャードホールのチャリティーコンサートにゲスト出演してくれる「かりゆし５８」の前川真悟さんも、何度も東北に足を運んでいるそうです。
歌うことで何が出来るのか、これからの大きな課題だと思います。


4月6日のチャリティーコンサート記者会見。登紀子を挟んで左三人がKOBUDO-古武道-、右側が前川さん、鳥越さん。

桜の花の満開の季節、皆さんそれぞれの場所で元気の出ること大切にしましょうね。
幸運を祈っています。