八ヶ岳高原音楽堂コンサート夢のようでした! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

八ヶ岳高原音楽堂コンサート夢のようでした!

3月下旬の陽気と言われた2月4日、八ヶ岳高原に向かった。
Chanteuseシリーズを3枚レコーディングした島健さんと1年に一度のスペシャルLive。
今回はこれが私の2011年初コンサートになるので、前日から入り入念なリハーサル。
夢のように贅沢で楽しい2日間でした。

プログラムは「さくらんぼの実る頃」、尾崎豊の「I LOVE YOU」で幕を開け、島さんのピアノソロが聴きどころの「帰り来ぬ青春」と「枯葉」へと続きます。
本番の当日は、この時間まだステージのバックの雪景色が見えるうっとりとやわらかな光に包まれました。

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島さんのピアノの粒が体の隅々までしみわたるよう!!
この一部はジャック・ブレルの名曲で締めくくり。
「懐かしき恋人の歌」「行かないで」「愛しかない時」…。
一曲一曲が深くて歌いごたえのあるラブソング。

そして二部は、ガツンとアストル・ピアソラの「忘却」と「3001年へのプレリュード」からスタート。ここからは島さんのピアノも強烈なあやしい迫力がいっぱい。
そして二部のクライマックスはピアフに捧げたオリジナル曲「名前も知らないあの人へ」「ペールラシェーズ」を含むピアフ物語5曲。
島さんとはこの「名前も知らないあの人へ」と「ペールラシェーズ」ははじめて。
ピアフが17歳の時に産んだ娘を19歳で亡くした時のエピソードを、私の詞曲で歌にした「名前も知らないあの人へ」は島さんと納さんのジャズブルースのノリが極上でしびれたわね。やってみてほんとに良かった!

ジャック・ブレル、アストル・ピアソラ、エディット・ピアフ。
45周年のコンサートでもこの3人にこだわってピックアップして来たけれど、今回は、その世界だけを深めた中味の濃い時間でした。
すごい緊張感に包まれたこのLive、島健さん、納浩一さんのプレイもすごかった!
このスペシャルプログラムを2月19日六本木のスイートベイジルでもう1回うたえる!!
それが何より楽しみ!!
是非是非、お見逃しなく!
このLiveのフィナーレは、何と「パーマ屋ゆんた」!
2月2日発売してからの初ライブだったけど、島さんの「ゆんた」の掛け合いもほのぼの、客席も一緒に参加して思いがけないほどの大合唱になりました。
「パーマ屋ゆんた」をもう知って下さってる方が結構多かったんでしょうか、歌い出しののっけからずっと声が出てました。
スイートベイジルまで2週間、プログラム内容がもう少し体になじんで、いい味になっていると思う。

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さて、今週末は、うって変わってバングラデシュとネパールのUNEP親善大使としての海外視察報告会があります。2月12日が滋賀の大津プリンスホテル、2月13日が大阪市立中央図書館。昼間の無料イベントなので、是非是非ご参加下さい。
今、参加申し込み受付中です。
私がカメラで激写して来た写真をたっぷり見て頂き、踏み込んだ報告が出来たらと思います。たくさんの方の参加をお待ちしています。