奥貫蔵(おくぬきぐら)を訪問@埼玉県行田市天満の足袋蔵 | ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

生まれも育ちも讃岐の麺喰いです。関東に来て武蔵野うどんなるものを初体験。うどんを噛んで食べる習慣に衝撃を受けつつも、つけ汁の美味しさにハマりました。うまい!うますぎる♪ちなみに1冊目の日記帳(http://ameblo.jp/tokiimochan/)からの続きです (・ω・)/

さてさて。

cafe閑居/足袋蔵パン工房rye(ライ) を後にして新町アーケードを南に歩きますペンギン

 

信号を超えてしばらく行くと右手にひっそりとたたずむ足袋蔵が出現します。

それが奥貫家土蔵こと、奥貫蔵(おくぬきぐら)蔵です。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

しかし、なぜ突然の奥貫蔵登場かと言いますと…

 

 

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そればっかりは言えませんな!( ー`дー´)キリッ!!


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

とあるものに改装される予定なのですが、公式発表があるまではジッと静観ということで |ω・)

 

 

おっ!

駐車場は15台分くらいのスペースが取れそうだけどギリギリかな…。

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市
ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)の駐車場入り口

 

あー!いかんいかん (-ω-`)≡(´-ω-)あせる

 

 

この場所はもともと同様の足袋蔵が隣接して建っていたそうですが、現在残るのは一棟だけになっています。

ちなみに、先ほどのクチキ建築設計事務所&ギャラリー門 も元々奥貫氏の所有だそうです。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

ということはこのあたり一帯、奥貫さんの土地が広がっていたんでしょうねぇ。

 

足袋の販売で財を成したというだけあってさすがおげんしゃさん ¥ですな。

 

詳しいことは「市報ぎょうだ」のこちら PDFをご覧下さい。

先見の明を持った奥貫氏の偉業を知る事ができます。商人の鑑でございます。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

この蔵、ふだんから閉め切られていますが、外観だけは自由に出来るようになっています。

 

ワタクシが行田の足袋蔵に興味を持ち、初めて間近で見たのがコチラでした。

 

その頃はもっと草ぼうぼうで、写真を撮っているのは自分だけ。

 

通りすがりのドライバーにガン見目されてチョット恥ずかしかった覚えがあります。

 

 

パシャッ    パシャッ
   パシャッ
      ∧_∧ パシャッ
パシャッ (   )】Σ
.     /  /┘   パシャッ
    ノ ̄ゝ
        ミ∧_∧ パシャッ パシャッ
       ミ (/【◎】
     .  ミ /  /┘
        ノ ̄ゝ


街中でアクセスも足場もよく、撮りやすいので大好きな足袋蔵のひとつになりました。

地震の影響で屋根瓦が一部崩落したものの、それ以外は特に目立った損傷は無いようです。


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市 ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

この蔵は毎年5月に開催されるぎょうだ蔵めぐりまちあるき でもスタンプポイントになってお店が出たり、ボンネットバスの発着場にもなったりしています。

 

 

【 ぎょうだ蔵めぐりまちあるき ・2010年  ・2011年  ・2012年  ・2013年

 

その際は内部に入って、2階にも上がったことあります。

さすがに窓が少ないため真っ暗でしたが、意外と涼しかったのが印象的です。


             ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

そもそも足袋蔵というだけあって、足袋の保管倉庫として建てられたものなので水周りや電気の設備が整っていません。

 

 

例えばお店に改装するとしても、厨房が入るのか?店内のエアコンはどうするのか?トイレは?

などなど、素人が考えても問題がいっぱいありそうです。

 

そのあたりがネックになって今まで再生が進まなかったんだと思います。

しかし、大通りに面していて駐車場も確保できる足袋蔵は珍しく、利用価値は大いにありそうです。


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市 ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市

 

使われなくなった古い蔵に再び命を吹き込んで再生させる。言うのは簡単ですが、耐火・耐震の問題もあるでしょうし、そもそもどこまで手を入れて良いのかも判断に迷うところです。

 

 

しかし、先ほどの足袋蔵パン工房 rye(ライ) のように見事に蘇って、大人気のお店として市内外からもお客さんが訪れる新名所になる、ということも考えられます。

 

 

再生するにあたって、そのあたりの問題はクチキさん に任せておk… あ、誰か来た (´・ω・)

 


ときいもちゃんのつぶやき Vol.2

 

とにかく、現在の状態で奥貫蔵を楽しむことが出来るのはそう長くないと思います。

 

興味のある方はぜひ今のうちに足をお運びください。

 

ただし、外観見学だけで中には入れませんので、そのあたりはご了承をパー

ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)埼玉県行田市 ときいもちゃんのつぶやき Vol.2-奥貫蔵(おくぬきぐら)の解説プレート

 

奥貫蔵に関しての詳しい情報は行田市のオフィシャルサイトで検索 出来ます。

 

「市報ぎょうだ」の過去記事に特集されていますので、ぜひご覧下さい。

その他、行田市内に残る足袋蔵に関してはNPO法人 ぎょうだ足袋蔵ネットワーク が詳しいです。

 

古い貴重な蔵や建物を生かしながら町全体を観光資源として再生させる。

難しいとは思いますが、行田市には開発だけに頼らないやり方で観光の町として発展して欲しいです。そのためにも市民レベルでの活動に行政の補助が出れば弾みもつきそうだなぁと思います。

行政、市民ともにオール行田の精神で頑張って欲しいです (;・`ω・´)

 

【P.S.】 2014.2.5

 

ようやくというか、ついに奥貫蔵の改修工事が始まった模様です。

行田在住で行田の観光案内ブログを手がける鉄剣せんべいさんの記事 によると、すでに足場が組まれて資材が搬入されているようです。暖かくなってくる頃には全貌が明らかになるかな? 今から楽しみです ( ´艸`)♪

 

【P.S.2】 2014.2.22

さっそく現地を再確認 してきました。

蔵の奥にあったほうらい(株)の建物も一部が取り壊されていました。もしかして駐車場を拡張するのかも知れません。そうなると、その隣に残る大型の蔵や古い建物が今後どうなるのか、非常に気になるところではあります。

 

【P.S.】 2014.4.27

改修工事も終了し、いよいよ本格始動が始まります。詳しくはこちら をご覧ください ( ´艸`)♪

 

【 奥貫蔵 改修前 >> 改修中 >> 改修後(開店直前)

 

【 蕎麦店あんど オープン >> その2 >> その3 >> その4 >>> 関連記事