Tさんとロック君の絆 | 市原わん・にゃん会通信

市原わん・にゃん会通信

数年前に近所の廃屋で死んでいた数匹の猫を見ました
誰もどうして手を差し伸べなかったの?
こんな悲しい事はもう嫌だ
2007年のその時から手さぐりで保護ボランテイア
を始めました 宜しくお願いします

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こんな顔のロック君を見た事がないです
何と良い笑顔でしょうハート
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飼主に代わってTさんがロック君を
とても可愛がって下さいました
Tさんが会いにくるとこんな笑顔です
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ミンミンが2015年春ごろに出会った
ロック君は飼い主さんから見放され
預けられた高齢な方は犬が触れない方で
不機嫌で寂しそうな気配が漂っています

満腹になって餌はあげなくて良いと勘違い
されると可愛そうなので程よい量を
あげていました
お散歩も時々していました

しかし、そんな事は、長く続かず
ミンミンもブリーダー放棄のダックス4匹
の譲渡や一度に猫7匹のTNRや他にも色々と
大変な事が重なり気にはなりながら
通うことが段々と難しくなりました

ロック君は愛嬌のある外見とは裏腹に
だれにも愛される事のない孤独に
苛まれていたと思います

翌年の2016年3月にTさんと出会った事は
ロック君の犬生を一変させました
お住いの関係でロックの引き取りは
出来なかったけれど朝と夜
ロックの元に来てくださって
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Tさんは車道や人のいるところではリードで散歩
誰もいない広場をドックランに見立てて
お散歩させて下さっていました
なかなか、そんな事はできませんヨ
胸が熱くなります

このころは、なかなか現れない
ロック君の貰い手を探しながら本当に
たまにしかミンミンは行けてなくて
それでも嬉しそうにしてくれたのは
Tさんという慈しんで下さる方がいたから
人を信じる事が出来たのですね

ミンミンの知っているネグレクト犬は
みんな表情がありません
そんな犬の飼い主に限って
「自分なりに大切にしている」といって
一年中ふきっさらしの中に犬を置き
エサ皿は一度も洗った事もなく
そして犬は手放しません
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ロック君はTさんに出会う幸運がありました
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おやつをもらうのにお座りして
首をかしげて「まだかなワン」と
待っているところだそうです
お座りとお手をTさんに躾けて頂きました

飼主に見放され配慮の無い道行く人に
クシ付きの焼き鳥を与えられクシを食べる
のが心配でもっと安全な場所への移動依頼も
断られたぐらいだから・・
Tさんもヤキモキされる事があった
と思います
でも下手に飼い主代理に期待せずに
寒さで震えるロック君に服を着せてくださったり
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帰らないでとばかりにTさんの足の上に
乗るロック君です 犬って本当に
感受性が豊かでいじらしい
ミンミンも大大大好きです
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亡くなる3日前のロック君です
2017年8月28日永眠です

Tさんと過ごした約1年半はロック君にとって
宝物のような日々だったと思います
亡くなった当日の朝も様子を見に行き
暑くなってきたからと、お皿に氷を入れに
いったら亡くなっていたそうです

ご高齢の飼い主代理に代わって
ペット霊園での火葬にも
立ち会ってくださいました
自分が出来ないからとTさんに託してくれた
おばぁちゃんにも今では感謝しています

何より不幸な11年間を過ごしてきた
ロック君に、とてもとても幸せな
最後の一年半の日々を
与えて下さったハートTさんには
いくら感謝しても仕切れません

ロック君、安らかに・・・・・・
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