私は、乳がんが判明した時から今日まで、ずっと携帯のカレンダーに日記をつけてる。

何を食べたかとか、何を思ったかとか、愛犬が必要以上の圧をかけてきたとか、その日にあった事をタイムリーに付ける様にしてる。


ふいに気分が落ちた時に、過去の今日は何をしてたかを見ると、何か過去の自分に奮い立たされるものがあって、良いお守り代わりになってる。


特に気持ちが落ち込んだわけでは無いけど、朝から地震のアラートにバクバクして、自分の住んでる所は何も無かったけど、能登の地域は復興が全然進んでへん内にまた大きい地震が来て、どれほど怖かったやろうと考えながらも、自分に起きた事じゃない事は時間と共に風化していって、他人事になってる事を強く感じた朝やった。


そんなこんなで日記を読み返した。


一昨年の今日は、ティッシュエキスパンダーからインプラントへ入れ替えて数か月が経過し、お昼ごはんを外食したりと変わらへん日常が送れてる事に幸せを感じてる模様。
去年の今日は、あんまり眠れずで辛そう。
でも頑張ってお家中ひっくり返して掃除に没頭したみたい。

自分事は自分しか知らへんから、とことん自分を思いやれるし、目一杯の同情もするし、それまでの自分以上に元気で幸せであろうと努力をする。

偽善者になる必要もないし、自分が心身共に元気であるかどうか、大切な人が生きたいと思える環境であるかどうかが大事な気もする。

いつ何が起きるか分からへんという事を再認識した朝やった。


一週間ぶりにパートナーが帰ってくるし、なんちゃっておばんざい屋さんでも開店しようと買い物&クッキング。


どんだけ濃く作った肉じゃがもアホみたいにマヨネーズかけて食べるパートナーには諦めつつも、朝の地震アラートを思い出し、何かあった時に思い浮かべられる人がいる事に感謝しようと思った一日やった。