毎年、実山椒を買ってきて下処理して冷凍保存してる。
そのお陰で一年中、良い香りとあの独特なシビレ感を味わう事が出来てる。
ところが去年はそんな大事な初夏のお仕事をすっかり忘れ、気が付いた時にはどこ探しても売ってないという大惨事に見舞われた。
ホンマに悲しかった。
どうしても実山椒が食べたくなって、1000円くらいする瓶詰の水煮を買ってきたけど香りも痺れも全然物足りひん。
結構夜な夜な泣き続けたんやで。
そんな後悔を背負いながら、何が何でも来年は…と意気込んでた。
そして出回り始めました、実山椒。
去年の事があるから、また今度買おかいな…という「いつまでもあると思うな親と金」精神を胸に、手を伸ばしてカゴへ。
いつもはたくさん入った箱入りを買うけど、箱入りが無くてパックタイプを購入。
ほんで今回はちょっと冒険しようと、二種類の実山椒を買って香りとか味比べをしようと意気揚々帰宅。

今回買ったんは朝倉山椒とぶどう山椒。
ぶどう山椒は和歌山県で栽培されてる品種で全国の70%を占めてるらしい。
山椒の一大産地やね。
和歌山へ行った時に購入した、ぶどう山椒で作られた粉山椒が美味し過ぎて、山椒にも色々あるんやなぁと感動したのを覚えてる。
ぶどう山椒は香りと痺れが強めやけど、朝倉山椒は香り高めの優しい辛さが特徴らしい。
朝倉山椒は江戸幕府への献上品やったみたいで、今では海外のシェフ達をも魅了してるそうな。
買ってきた二種類の山椒を枝から外す。
もうこの時点で香りの違いが。
めっちゃ楽しいし面白い。

茹で上がった時の色も香りもまたちゃうし、部屋中に漂う実山椒ならではの柑橘系の爽やかな香りがもうたまらん。
あの香りには抗ストレス作用もあるらしい。
ええやん。ええやん。
それぞれ一粒ずつ試食。
「ヤダ。実に面白いんですけど」と独り言が止まらへん。
ほんでビリビリくるんが最高。
水分しっかり除去してジップロックの袋に入れて冷凍保存。
これで一旦安心やけど、もう少し買ってきて保存しておこうと思う。
実山椒使って何作ろかな。