発売当初から気になってたカルディのビリヤニキットを使って、ビリヤニを作った。
もうだいぶ前に買ったものの、2~3人前の記載に、ほぼ1人暮らしの私には「さぁ作りましょ」とはなかなかなれず、賞味期限が迫ってくれたお陰でGO出来た。

過去に、炊き立てごはんに混ぜるだけとか炊飯器で炊くだけとか、お手軽タイプは色々試してきた事があるけど、カルディのビリヤニキットはそれなりに手間が掛かる。

付属のバスマティライスを浸水させて一旦別で炊いたり、グレイビーソースにカットした鶏さん入れてちょっと煮込んだり、ソース→パクチー→お米→バターと何層か重ねて炊き上げるとか決まりがあって、作り方もなかなか本格的やけど、出来たビリヤニを食べてちょっと感動した。


完全にお店で食べる味。


ジワジワと鼻の頭に汗をかいてくるスパイシー感とか、食べる場所によって味わいが変わる複雑さとか、お家でこれが出来るってめっちゃ嬉しい。
2日に分けて食べたけど、翌日もしっかり美味しかったし連日幸せ感がいっぱいやった。
手間が掛かろうが私にとって美味しいは生きがいやから、また買いに行かなくちゃと心が踊る。


ラクってもちろん有難い事やし求めがちやけど、なんやかんやでちょっと手間が掛かったりスムーズに行かへん事の方が、思い入れが強くなるし、記憶にも残る気がする。
自分の体だって心だって、何クセもあるけど、結局そこが憎い半面、強い愛着が湧いてたりするし、思う様にいかへんでも時間が経てば大事な大事な自分の1つになるんやろうなぁ…とカルディのビリヤニから学んだ。

ごちそうさま。
ありがとう。