※一部流血表現がございます
苦手な方はご注意ください
悪い夢を見ていたのでしょうか
あれが夢なら酷く恐ろしい夢でした
君を探しても何処にもいないの
呼びかけても返事がないの
自分の部屋にいるのかな
そう思って行ってみたら、君はそこにいたの
恐ろしい姿になって
包丁を持っていたの
そして私に飛びかかってきた
私は叫んだ、もう気が動転してしまって
私は飛びかかってきた君を紙一重で避けた
手に切り傷を作ってしまったけれど
だけど君はなおも私に刃先を向ける
そこからはよく憶えていない
私はいつの間にか包丁を取り、私は君を刺してしまっていた
どんどん冷たくなっていく君
私は焦った、君が死んでしまった
そんなまさか…
嗚呼、でもこれはきっと夢
悪い夢なの
目の前にある真っ赤に染まった君は夢
触ると冷たい君は幻
早く目が覚めて、そう願いながら私はこの目を閉じるの
いつか…再び開くことを願って