【SR】8次公判:MM食品衛生法違反の証人「派手に踊るような雰囲気ではなかった」 | SR記事訳

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備忘録目的

[現場IS]裁判所で“エラモルゲッタ”…“スンリ運営”モンキーミュージアム、不法営業あったのか[総合]

入力2021.01.21 午後12:51

 

ファン・ジョウン記者

 

[イルガンスポーツ ファン・ジョウン]

スンリ

 

BIGBANGの「エラモルゲッタ」が軍裁判所で鳴り響いた。歌手出身のスンリ(イ・スンヒョン)が運営したラウンジバー、モンキーミュージアムの不法営業の有無を確認するための証拠の一部であった。

 

21日午前、京畿道龍仁市にある地上作戦司令部の通常軍事裁判所で、スンリの8次公判が開かれた。先週、性売買斡旋容疑の証人が出廷したのに続き、この日は、食品衛生法違反容疑関連の証人尋問が行われた。裁判に出席した証人は2017年、スンリとユ・インソク元ユリホールディングス代表が共同で運営したモンキーミュージアムで、二度“ブームアップガール”のアルバイトをしたことがあった。ブームアップガールとは、クラブで雰囲気を盛り上げるために雇った女性らをいう。

 

証人は、パーティーをはじめとするイベントを主管する仕事をしている知人を通じて、モンキーミュージアムでブームアップガールのアルバイトをする提案を受けた。お酒を飲みながら軽く踊って雰囲気を作ってほしいという要請だった。勤務後、ユリホールディングスの口座から約10万ウォンが振り込まれた。軍判事は「モンキーミュージアムは一般飲食店として登録されているため、音楽を大音量で流したり大勢で踊ったりしてはいけない。 不法営業があったかどうかを確認するため、証人に質問を行う。昔に関することだが、思い出したことは何でも、事実を答えてほしい」と説明した。

 

「ブームアップガールの“雇用”」vs「踊る雰囲気じゃない」

軍検事は、証人にモンキーミュージアムの雰囲気について尋ね、証拠資料を確認した。モンキーミュージアムに訪れた客がSNSにアップロードした映像と、モンキーミュージアム側が広報のためのホームページに掲載した映像の2つを提示した。映像にはビートの速い音楽が流れ、派手な照明が目に入った。ホームページにアップされていた映像の1つにはBIGBANGの“エラモルゲッタ”を歌いながら楽しむ様子も映し出されていた。クラブの音楽が大きく流れると、軍裁判長は「音量を少し下げてほしい」と話したりもした。

 

これを見た証人は、「[自分が]勤務したときとは雰囲気が違う。こんなに人が多くなかったし、イケてる感じではなかった。クラブにはステージとポールがあって、好きなように踊るなら、モンキーミュージアムは踊るには不便な様子だった。知人もアルバイトを紹介しながら、『ブームアップガールを呼ぶようなスペースがないから、あまり踊らずに、雰囲気に合わせてほしい』というふうに言ってきた。それで興味を感じられず面白くなかったので、2回だけアルバイトしてやめた」と述べた。その一方で「裁判所より照明は暗く、ヒップホップ音楽が流れる空間」と付け加えた。

 

「スンリを見たことがあるか」という問いに、「知人が代表だよと挨拶させてくれて、短く話した。私はブームアップガールとして[モンキーに]来たという話はしてなかったと思う。仕事の手伝いに来たというニュアンスで自己紹介をしていたと思う」と答えた。スンリ側の法律代理人は「普段、モンキーミュージアムはブームアップガールを呼ばない店なので従業員も知らなかったという。その日は貸館やイベントがあったのではないか」と尋ねた。証人は、「イベントについてはわからない。私も従業員らを全く知らず、お互い何の仕事をしているのか知らなかった。ラウンジバーでブームアップガールのアルバイトをしたのはモンキーミュージアムが初めてだ」と答えた。そして「カジュアルな服装で雰囲気を盛り上げる役割であって、歩き回りながら酒を注いだり、席に付き合うという仕事ではない」とし「露出があったり、指定の顧客がいた場合、このアルバイトを絶対にしなかった」と強調した。

 

チョン・ジュニョン証人出廷の再要求

裁判所によると、証人尋問が遅れれば、3月まで続く可能性があるという。スンリにかけられている容疑(Δ特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)Δ食品衛生法違反Δ業務上横領Δ性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)Δ売春斡旋など行為の処罰に関する法律違反(売春斡旋など)Δ常習賭博)があまりにも多い上に、前回の期日で、特殊暴行教唆の容疑まで追加起訴され、関連する証人が多いからである。

 

このうち、グループチャのメンバーであるチョン・ジュニョンは、スンリの複数の容疑に関連しており、証人出廷が必要だというのが裁判所の立場である。また、特殊暴行教唆容疑の参考人としてもチョン・ジュニョンが含まれており、軍判事は、「もしこのたびもチョン・ジュニョンが不参加の意思を明らかにすれば、強制的に召喚すること考慮する。3月にでも、状況を見て刑務所側と協力する」と述べた。スンリ側弁護人は「軍検事が追加起訴した特殊暴行教唆容疑の証拠リストなどの書類をすぐに作成してくだされば、記録を閲覧する時間ができるので、2月26日には準備を整える」と述べた。軍検事も「できるだけ早く書類を準備する」と、残りの裁判日程を急いだ。

 

ファン・ジョウン記者(=龍仁)

 

2021.01.21 イルガンスポーツ

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