【BS】ユン総警、警察のバニサン事件捜査に圧力をかけた可能性?(建前?) | SR記事訳

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備忘録目的

検察、ユン総警のしっぽ掴んで“バーニングサン捜査に対する靑の圧力疑惑”探る

記事入力 2019.09.28 午前3:02

 

警察庁を家宅捜索する背景は

今年初め、警察捜査時に除外されたユン氏の勤務地-自宅など家宅捜索

証拠を分析し、手抜き捜査の背景を究明…照明メーカーの株価操作関与も調査

 

 

27日、警察庁とソウル地方警察庁に緊張感が流れた。ソウル江南のクラブ“バーニングサン”事件を捜査しているソウル中央地検刑事3部(部長検事パク・スンデ)が、警察に対し家宅捜索を行ったからだ。

 

家宅捜索の対象として、“警察総長”と呼ばれたユン総警(49)が、大統領民情首席秘書官室に1年間派遣された後に勤務した警察庁、ソウル警察庁の事務室、ユン総警の自宅などが含まれた。今年1月から6月まで警察職員150人を投入して捜査した警察が、家宅捜索していなかったところである。

 

検察は、警察が送致した記録を綿密に検討した結果、捜査の弱点を多数発見し、警察の縮小捜査の背景について本格的に捜査している

 

○検察、手抜き捜査の背後に大統領府の疑い

 

警察出身のユン総警は、ノ・ムヒョン政府時代に最初の大統領府への派遣・勤務を経験し、ムン・ジェイン政府発足後の20177月から約1年間、大統領民情首席秘書官室に勤務していた。チョ・グク法務部長官(54)は、ユン総長の直属の上司であった。チョ長官とユン総警が笑顔で一緒に肩を組んでいる写真が公開された。警察がバーニングサン事件を捜査していた当時、チョ長官は民政首席だった。

 

警察は、6ヶ月間の捜査を終えたあと、ユン総警が、アイドルグループBIGBANGの元メンバー、スンリ(本名イ・スンヒョン、29)の共同経営者であるユ氏(34)の依頼を受け、捜査状況を知らせた疑い(職権乱用権利行使妨害)について、起訴意見で検察に送致した。賄賂罪と勧誘禁止法違反の疑いについては、不起訴意見を出した。この過程で、重要な証拠が出てくる可能性が高いユン総警の自宅などを家宅捜索していなかった。警察関係者は「当時、ユン総警の携帯電話は任意に提出され、居住地と事務所、車両の家宅捜索を申請したが、裁判所で棄却された事案である。当時の捜査も、検察と協議した中で行われた」と明らかにした

 

しかし検察は、[押収した]ユン総警のPCと業務関連資料などをもとに、警察捜査の縮小や手抜きの背景を本格的に捜査する計画だ。検察は、ユン総警が、民情首席室を介して警察捜査チームに圧力を行使した可能性を念頭に置いている。ユン総警は、民政首席室での勤務後に警察庁人事課長を務めた。警察庁人事課長は、警察人事の管掌だけでなく、政府高官人事検証の役割を一部担当することが知られている。

 

○検察、ユン総警の無料株式が賄賂にあたるかどうか捜査

 

検察は、バーニングサン事件のもう一つの別路である、チョン某キューブス(現緑園シエンアイ)前代表(46・収監中)が行った株価操作事件も捜査している。彼は、会社資金60億ウォンを横領した疑い(業務上横領)で近頃、逮捕・拘束された。チョン氏は、ユン総警にユ氏を紹介した人物と言われている。

 

検察は、ユン総警が2016年ごろにチョン氏からタダで受け取ったみられる非上場会社の株が、賄賂にあたるかを究明している。株の価格は数千万ウォン台であることがわかった。検察は、ユン総警がその見返りとして捜査情報を[チョン氏に]知らせたのではないかと疑っている。ユン総警は、2015年末にチョン氏から「[株価が]上がるだろうから買った方がいい」という趣旨のテキストメッセージを受けたり、融資を受けてキューブスの株5,000万ウォン分を購入したりした。未公開情報を入手し株を購入したという疑惑だ。

 

皮肉にもキューブスは、チョ長官一家が投資した私募ファンド運用会社コリンク・プライベート・エクイティ(PE)と関係があるところである。ユン総警がキューブスに投資した当時、同社の2大株主は、2次電池メーカーWFMの前身であるエーワンアンドだった。エーワンアンドは、コリンクPE2017年末に買収したあと、社名がWFMに変更された。現在のWFMの代表も、キューブスで勤務した過去がある。

 

ファン・ソンホ、キム・ジェヒ記者

 

2019.09.28 東亜日報

http://naver.me/FyZQmmiO

 

 

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