照らす理由 | 記憶の中のイメージについての回想、とクルマのことも。
それぞれの車は

一様に同じ方向を向いている。

ヘッドライトの明かりは


一筋の光の河を成し

少しずつ流れてゆく。

どこから始まり、どこへゆくのか。

週末の旅人たちは

目の前の、赤く光るテールランプを見つめながら

何を感じているのだろう。

流れは滞る

しかし、また確実に流れ

少しずつ、少しずつ、進んでゆく。

始まりと終わり

ここはその通過点。