令和の世に神風を!

大河ドラマを機に鎌倉時代の国難回避の復活を祈ります。

 

平成16年3月 一の宮巡拝会主催 

北畠 織田敵味方鎮魂地球平和祈願の前夜祭で発表した鎮魂祭の意義です。
会場~ホテルスメール

★北畠、織田敵味方鎮魂地球平和祈願の意義

日本は鎌倉時代に有史以来最大の国難に襲われました。世界を統一し千年王国を夢見る大元帝国蒙古は遠くバクダットまでも支配下に置き、一億の民をまとめ、とうとう日本にも侵略の手を伸ばしました。執権北条時宗は日本を守るため徹底抗戦を決意し、文永の役に突入します。蒙古軍は世界で何千万人も殺したといいます。対馬、壱岐の民は、妊婦はえい児をつかみだされ、日本人の武者は肝臓を食べられました。そして、博多に襲来した蒙古軍のハイテク兵器、震天雷、毒矢などの異国の戦法により日本の負けは確実となりましたが、神風により蒙古軍は玄海灘に約20000人が飲み込まれ、日本は奇跡的勝利を得ました。しかし、世界最強の大元帝国皇帝フビライハーンは日本を許さず、弘安の役に突入します。日本国民一体となった敵国降伏祈祷は全国の神社仏閣2500社の共同祈願となりました。

玄海灘に史上最大の景観が出現します。4500隻、140000人を乗せた蒙古の大船団です。しかし、北条実時の子北条実政考案の防塁により蒙古軍の日本上陸は一歩も許さず、日本軍は蒙古船に命を惜しまず夜襲をかけ、多くの蒙古船を沈め、防塁の上からの雨あられの弓矢は多くの蒙古兵を討ち取りました。玄海灘に漂った140000人の蒙古軍は再び神風により玄海の海に飲み込まれました。鷹島の海は蒙古兵の死体で埋め尽くされ100年も死臭が漂ったといいます。供養もされず玄海灘に漂った、蒙古軍のサイ粒子界の霊魂そして千年帝国を夢みて、日本侵略失敗により、衰退滅亡した世界最強の大元帝国の怨念はその後の戦乱の世を助長したごとく、日本は果てしなく、永い戦の世が継続してゆきます。北条氏は滅び、執権北条高時の次男時行は、諏訪大社の神主兼武将の諏訪頼重に助けられ信濃で身を隠し、鎌倉幕府復活の戦いを繰り返します。かつて敵対した後醍醐天皇にも味方をしますが、鎌倉竜の口で足利尊氏に切られます。時行の奥さんは熱田大宮司藤原昌能の娘です。時行の死後、熱田神宮南部にあったと思われる横井村に身を隠し、敵対した日蓮宗にも改宗し子孫が存続してゆきます。

次に織田家ですが、源平で逃げた平氏が福井県の二の宮劔神社の養子となり織田家が誕生しました。北畠側から見れば信じられない話ですが、信長の先祖は神主です。西暦1400年に織田家は尾張の守護となり北条家と出会います。

明日は劔神社神社でも同時刻共同祈願が行われます。今月、21日に劔神社の田中宮司に快諾をいただきました。

神は戦乱の世を早く終わらせるためか?織田信長を西暦1534年に誕生させました。早期終結のために伊勢の国においても多くの犠牲者がでました。特に一向一揆との戦いは凄まじく、伊勢長島一向一揆は織田軍に自爆テロを敢行します。誰でも「南無阿弥陀仏と唱えると極楽往生できる」と一揆衆は織田軍を散々苦しめます。信長の最大の敵は武田でも上杉でもなく、死を恐れない一揆衆だったのです。天然の要塞長島で織田軍は二度敗退したので、信長は一揆衆の食料を絶つ、「千殺し」という戦法をとります。餓死者が多くでたので、ついに一揆衆は降伏をしますが、砦から出た一揆衆に織田軍は容赦なく船の上から鉄砲を乱射し、皆殺しにかかります。

骨と皮にやせ細り、満足に歩くこともできない一揆勢は最後の意地を見せ、織田軍に自爆テロを敢行します。不意をつかれた織田軍はおびただしい死者をだし、信長の叔父、従兄弟、腹違いの兄らが討ち死に。最後、一揆衆20000人は柵に閉じ込められ織田軍に焼き殺されたという記録があります。この戦法は「根切り」といい、越前一向一揆、比叡山もこの根切りで殲滅させています。大阪の近くでは、雑賀一向一揆の水軍と織田の水軍が大阪湾で戦います。ほうろくと火の矢の奇襲で織田水軍は一度、敗退しますが、おそらくは世界初の船を鉄で覆うハイテク鋼鉄船、7隻を九鬼嘉隆に作らせ、船の上から大砲を打ち、完璧に雑賀一向一揆を叩きのめします。

雑賀の首領、鉄砲の名手、鈴木孫一は降伏し、本願寺顕如は追い詰められ、やがて降伏し、信長はほぼ天下を手に入れます。

神主の子孫である信長は多度大社、椿大社までも焼き打ちしました。安土城の石垣はお寺の墓石も入っているという説もあり、佛敵信長とも言われます。伊勢国司北畠具教一門もここ奥伊勢の地に滅び村上源氏発祥南朝以来の名門は織田信長の天下布武の犠牲となりました。北畠滅亡の状況は旬報の「一の宮巡拝」に詳しく述べてありますで、
ぜひ巡拝会代表入江先生の名文をお読みください。北畠家は養子の織田信雄がつぶしたのかどうかは判断しかねますが、信雄は、伊賀全土を焼き尽くす、天正伊賀の大乱を引き起こし、伊賀忍者10000人を虐殺します。わずかに生き残った忍者が全国に忍法を普及します。信長は一揆衆の信仰心を恐れ、忍者が持つ情報力を恐れたものと思われます。つまり忍者が反織田方である武田、浅井、朝倉、などの源氏。平家の上杉などに情報を売っていた事実、また、最終的に忍者が天下を取ろうとしたという仮説も成り立ちます。

喜ばしいことに、明日、伊賀国一の宮、敢国神社でも共同祈願が行われます。私の提案をご理解していただいた入江先生と巡拝会世話人大谷さんの速攻ですぐに話しが決まりました。

蒙古襲来の神風神話は先の大戦による神風特攻の犠牲を生むこととなり、21世紀においては神風特攻如くの自爆テロにより世界終末の危惧をも生じております。

平成15年9月16日より18日まで、長崎県壱岐島において世界初の蒙古襲来戦没者敵味方鎮魂地球平和祈願が挙行されました。全国一の宮と水屋神社においても同時刻共同祈願の奇跡を神は許されました。正に鎌倉時代の共同祈願の再来でもあります。

奇しくも水屋神社で私が撮影した御神木の光により、壱岐国ルネッサンスⅡが成就します。

平成16年3月29日、全国一の宮巡拝会会員、水屋神社氏子、北畠家子孫、織田家子孫、北条家子孫、因縁ありし者、宗教者が集いに集い、北畠具教軍対織田信長軍敵味方鎮魂地球平和祈願を挙行いたします。

長年の怨讐を越え、あらゆる宗門宗派を超越した祈願祭とならんこと神々にお願い申し上げ、そして全国一の宮巡拝会会員が巡拝した日本一の宮、多くの神社、世界の聖地に引かれた霊波線に乗り多くの神々の集いを祈願いたしましょう。

何千憶分の一メートルといわれるサイ粒子、幽子の世界の霊魂が神に救われんことを。北畠織田軍戦没者の霊魂。天正伊賀の乱、伊勢長島一向一揆敵味方戦没者の霊魂。参加が許されしもの、許されざれしものにも神の救いを賜り、日本発の敵味方鎮魂地球平和祈願を世界に波及し、目には目という戦乱の世界風潮に楔を打ち、日本進発の世界ルネッサンスたらしめんことを。生きとし生けるもののすべての安寧を祈願し、戦乱により血で大地を汚し、自然を破壊し、環境破壊により地球環境を破壊した人類の罪と穢れを神にお詫び申し上げ、世界に敵味方鎮魂地球平和祈願を普及し、真の人類安泰文明の成就と天地開闢以来の戦なき地球とならんことを祈願させていただきましょう。祈りの対象は地球人類界の過去、現在、未来すべてに対してです。