4月17日 養成コース☆ | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんにちは(・∀・)


4月17日(木)の養成コースについて書きたいと思います。


本日は、養成コースのN先生・H先生・体験にいらしているT先生と授業をご一緒させていただきました。


~授業の内容~

・Iポジション

・基本操法

・Kポジション


○Iポジション

N先生より、Iポジションでの「変化の左右差」についてのご質問がありました。

稀に変化の分からない(分かりにくい)患者さんもいらっしゃるとの事で、変化の見方などお話しを伺いました。


・変化の見方として感覚の分からない方には画像や鏡などで患者さん自身に確認をしていただく。

→感覚として解らなくても、変化を外観的に見て取れる。


~例として~

・「長時間座った後」の立ち上がりがキツイ

・「今(施術後)」は大丈夫

など、患者さんの主訴の違い


*ポジショニング考えながら操法を考える


・感覚の前段階の種まき作業(表現が合っているか解りませんが…このような感じだと思います)。

→「見る」・「感じる」など様々な所からの「種まき」アプローチ

→それぞれのタイミングで「開花☆」の可能性を作っておく


・Iポジション分かりづらい人:最後まで分からないケース

→分かりやすい「工夫」

*画像での記録など

○整体院経営関係のお話し

「リピーターさん」と「新患さん」の割合

→「来たい人(リピーター&御縁があった人)は大切にした方が良いですよ」と、患者さんよりアドバイスを頂いた加藤先生の経験談。

*忙しくなりすぎて(整体院以外にもセミナーや他のお仕事がある場合などはお店を休むこともあるため)リピーターでも予約が取りにくい状態

→患者さん:来たい時に来られない…(´・ω・`)


又、整体院開業前後の「準備・作業の進め方・勉強・気持ち(目に見えない世界)」などについてのお話しもありました。


・出来ない理由(言い訳)を作ってしまう
→早い行動・迷いが無い

・勉強内容など覚えるべきことは全て覚える

→理屈じゃないことが分かってくる・名称などの囚われを捨てる時期がある


加藤先生は、よく「覚えて・捨てる」というお話しをしてくれます。

覚えて→捨てる作業を繰り返しながら「同じ内容・新しい内容・新たに気づくこと・奥深さ」など、考え(知識)を固定しない(し過ぎない)・「停滞しない&視点や考え方も柔軟に」のようなお話しです。


*「捨てる」という言葉は完全に忘れ去るという事ではなく、潜在意識の中にはしっかり記憶が残っている…というような状態のお話しです。~忘れてしまったら、また覚えなおせば良いのさ♪~

~実技・希望内容~
・基本操法

・うつ伏せでの操法

・Iポジション


操者:加藤先生  被験者:T先生

○検査内容

・バンザイ

・横からの腕上げ

・振り向き

・方胡坐

・Kポジション


方胡坐検査にて左方胡坐のやりづらさ(右脇腹の張り感)から右方胡坐(楽)では目線の動き(上下)をMIXし、再び左方胡坐検査では少し楽になるという変化もありました。

又、顎の向き(上下の動き)も行っていました。


・「影」で張っている(今回は脇腹)


・言葉での誘導(動き方)

仕組みが分かっていて、チェックポイントとしてクリアされると言葉でも出来る。


・圧痛→痛みからの笑い(笑いの力)


・ハイタッチ


・方胡坐―もう片側の伸びている脚で膝裏などの触診


・色々な要素が一つの中に凝縮されている(短時間)


・理屈から外れている連動―偽の連動

→患者さん:気持ち良さを感じているようだが怪しい…(操者の見立て力)

*患者さんの感覚・言葉任せにしない。


・触診力(硬さ・感覚など)


・言葉の力や要素の凝縮など、あまり触らなくても治る(短時間施術や身体の仕組みの知識など)

→施術側の考え・方法を患者さんに押し付け過ぎても×。

→患者さんは理解できない:触って欲しい・施術された感が欲しい…

など、患者さんの欲求・理解を促す・イメージに沿った内容の必要性。


*患者さんが理解出来ない(されない)施術方法では、たとえ治ってもリピートは無い。

→納得しない→きちんと「触って」・「痛み」を出して・「理解」してもらう☆


T先生は他にもうつ伏せ・仰向けにて最初の力と半分の力(繊細な動き)・アナトミーのラインの動きなど体験されていました。


☆一口メモ☆

~目線の位置と体調の関係~

・体調(身体の調子)―良好:視線上向き→楽・不調:視線下向き→楽



私も体調がすぐれない時は自然に目線が下を向いているように感じます。

仕事で上側にある物を見なくてはならない時など、無理をして上側を見ていたりすると「更に具合が悪くなってきた(><;)」ということもあります。そのような時は、とりあえず下側を見ていると少しでも体調は落ち着いてくるような感じがする…という感覚で対処していたこともありました。


~言葉での誘導~

加藤先生は授業でも度々行っています。

動き方を伝え~感覚を問いかけたり~筋緊張の高まっている場所の脱力(力・圧を一部ではなく全体に広げるなど)言葉の力についてのお話しもしてくださいます。



○こだわりを捨てる(一つにこだわらない)


○巾を持たせた施術


○患者さんの欲求を満たしてあげることも必要

(臨機応変に対応・患者さんの云うがままに~とは別物)


○仕組みを読み解く―アナトミートレイン+精神・潜在意識

~例として~

脇腹の張り(原因)→肩に感じる(結果)→肩をほぐす→ではない!

脇腹の張りが原因であることに気付けるか?(知識・着眼点)



操者:加藤先生  被験者:N先生

~内容~

・Kポジション(前・後)

・圧痛

・踵の下に手拭いを敷き・操者の手に踵を乗せる

①最初の力

②半分の力

③更に微細な動き(骨の際・中落ち・コア)


Kポジション(左向き寝)の検査では、後ろへの倒れがキツイとのお話しです。

右足指(小指の圧痛?に見えましたが、合っているのか先生に確認を取っていません…)


~施術中のお話し~

・臨機応変(武道などに例えて:型を覚えても強くはならない→エッセンス)


「お腹が硬いね」


と、加藤先生。


N先生も、お腹の硬さに自覚があったとのお話しもありました。


・ゆったり呼吸

・脇腹掴みズラし


脇腹を掴みズラした後、検査の動きが硬くなるという反応もありました。

一見、硬くなるというのは悪い事(イメージ)のように感じますが、「触って変化が出る場所」という見方もある。というお話しも伺いました。


「良い・悪いの判断ではない(決めつけない)」というお話しも、授業でお話しをいただいているので素直に言葉が入ってきます。


・操者・被験者:内部感覚(形)しっかりしているのが分かる

・質が分かる(質的転換)

・硬い所も作っておいて、緩める所は緩める

*脳梗塞など、全身を緩めてしまうと立てなくなるケースもあるのでメリハリをしっかり作る。

→硬い所はしっかり筋緊張を高める!


その後、加藤先生はゆらし(縦ゆらし・回転系ゆらし)を行っていました。

・野球に例えて~フォーク・ストレート・カーブ~

・陰陽―質を変えた上での、もう一段回。

・同じ事をしても質が変わる(「見えない」・「読めない」動きで変化)


今回も「良い悪い」だけではないことや、考え方・行動などたくさん教えていただきました。

発見・気付くことなど、授業の度に厚みを増してきます。

ご一緒させていただいた先生方に感謝いたします。


またまた文章が長くなってしまい…上手くまとまらず…ですが、

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(・ω・)/