養成コースレポート☆ | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんにちは(^^)大崎市いろは整体院ブログへようこそ♪「大崎市女性専用整体」専用ブログです。骨盤矯正•小顔や姿勢などの美容整体メニューもございます(^o^)ストレッチポールに興味のある方もご覧ください☆大崎市女性整体師鴇田の臨床•勉強会•日常など綴りたいと思います。

こんばんは(^O^)


9月2日(月)の養成コースについて書きたいと思います。


加藤先生の元へ、操体のイベントに参加された方からお手紙と一冊の本が届きました。
イベントで加藤先生は、参加者の方に木村秋則さんの本を配りプレゼントしました。(養成コースも同じ本をいただきました☆)今回本を送ってくださった方はその中の一人です。


贈り物は丁寧に梱包されていて、その中には本とお手紙が入っていました。(加藤先生談)

お手紙に使用されていた便箋・封筒も本の表紙と似た雰囲気で、そのようなところからも送り主の細やかな気配りが感じられました。
送り主の方は木村さんという方で、偶然にも木村秋則さんと同じ苗字の方でした。偶然なのか必然なのか、人との繋がりは不思議なものです。


木村さん(本の送り主)は加藤先生のプレゼントを受け取り、そこから何かを感じて感想など(私は内容を知らないので)を書いたお手紙とともにおすすめの本を送ってくださるというアクション(動き)を起こしてくれたのです!加藤先生はこのことを「感動→感じて動く」という言葉で表現されていました。そして加藤先生も感動されていました(o^-')b


*感動とは一般的に良い経験(心に響く経験など)をしたときに使うことが多いですが、字の見方を変えると良い意味でも悪い意味でも読み解くことができる。

「感じて動く→(例)良いと感じて関わりを持つ・嫌だと感じて関わらなくなる」

もちろん今回の経験は良い感動です☆加藤先生ならではの奥の深い言葉です。


お話の中で「授受還元の法則」という言葉も出ました。加藤先生も説明されていましたが気になり調べてみたところ、この言葉に込められた意味も奥の深いものであり今回の出来事と繋がっていました。


次は8月26日の授業より持ち越しとなっていた、起始停止を丁寧に確認しながらアナトミーカードを見ていく復習の続きを行いました。「時間がないからパパッと終わらせてね!」との先生の言葉とは裏腹に50分程時間をいただいてしまいました(;^_^A

時間はかかりましたが、丁寧に確認しているうちに骨の形状に基づく名称の見方など少しずつ気づけるようになっていると思います。

残っていたのは、前回終わらなかったカードの半分程なのですが…今後の復習を頑張ります!!


次に膝裏の触診とつま先上げの負荷のかけ方を、加藤先生が身体を貸してくださり練習させていただきました。的確な助言をもとに触診・施術の練習を行いました。

膝裏のコリの見つけ方・押さえ方・再現性、つま先上げを行う際の負荷のかけ方など、私は手に力が入ってしまいどうやって患者さん(役)に私の力みを感じさせず自分も力まずに行えるのか今後の課題です。


その後、加藤先生が理学療法士向けのDVD撮影を控えているということでO君は患者さん役・私はタイムキーパーとしてリハーサルを行いました。操法の基本やIポジション、病院と開業での技術の違い・幅などポイントや要点が解りやすくまとめられていると感じました。

リハーサルが終了し、実技の練習を行い今回の授業は終了となりました。

5時に患者さんがいらっしゃるということで、見学をさせていただきました。

男性の患者さんで自転車に乗っているうち徐々に腰がピリピリしてきて、自転車から降りるときに腰が痛くなったそうです。

しかも腰を痛めた日に、患者さんが自転車で颯爽と走り去る姿を偶然加藤先生は目撃していたそうです!

すごい偶然だと思いましたΣ(・ω・ノ)ノ!

歩いている姿も腰を屈めて左右に傾きながら歩いている状態で、足も上がっていませんでした。


検査をしながら三軸操体・Iポジション・手関節の操法などで変化を見ていきました。

今回の患者さんは、三軸操体の変化が解りづらい患者さんのようです。それでも客観的に見ている側としては、僅かな動きの変化や姿勢の変化を見ることができました。

そして痛みが強い分、意識が痛みから痛みを追いかけているようにも見えました。


根気よく三軸操体を行い少なからず変化が出た後、Iポジションや手関節・足関節の操法で変化が出てきました。立ち上がりは少し痛みがあるようですが、施術前と比べ動きはスムーズです。姿勢も伸びて歩いている姿も施術前より整っていました。

腰の痛みが頚部・手部・足部など、他の部位からのアプローチで整ってくることに気づいてもらえたのではないかと思います。

これから何度か通院し、整えていくようです。


今回の見学を通して患者さんの「治したい!痛みを取りたい!楽になりたい!」という気持ちが強すぎる場合、痛みを消し去ろうと一生懸命に痛みを追ってしまい変化に気づきにくい方もいらっしゃるということを学びました。

また、変化が出ていても「まだまだ痛みは消えていないぞ!」と変化を認められない気持ちもあるのかなぁ~とも感じました。(痛みに引き込まれ気づく余裕がないのかもしれません)


そして私も患者の頃に「痛みを取りたい!」と一生懸命に痛みを伝え、痛みを追いかけていた時期があったことを思い出しました。

頭の中では「時間をかけて崩れたバランス(痛み)は長い目で見ていかないと!」と思っていても、痛みの強い時期は痛みに囚われてしまって気づけなかったなぁ~ということを施術中の患者さんを見ていて感じました。


そのような患者さんに対して、どのように声掛けや検査を行い気づかせてあげるのか?実技の技術だけではなく声掛けの技術も加藤先生の臨床見学を通して学ぶことができます。

臨床の場で見学を引き受けてくださり、私たちに気づかせてくださる加藤先生と患者さんに感謝です。


前回と今回の見学を通して、これまでに加藤先生の話されていた言葉が「頭で理解する」ことから「実感して理解する」ことに変化しているように思います。


今回のブログは感じたことを書き連ねていくうちに長文となってしまいましたが…最後まで読んでくださりありがとうございました!


次回は9月5日(木)です(^-^)/