先月の所沢シティマラソンからジャスト1ヶ月。
3/9(日)に立川シティハーフマラソン10kmの部に出走して来ました。

 



今シーズンのメインレースと定めていたのは11月に走った小江戸川越ハーフマラソンと今回の立川シティハーフマラソンのふたつ。
というわけで今回はPBを狙っていきます。

そんな今回の挑み方ですが、基本的には小江戸川越ハーフマラソンと同プランで考えていますが、目標タイムの設定を少し上げます。

目標タイム:ネットタイムで53分20秒を切る (あわよくば53分切りを狙う) 

トピック:
①序盤でペースを作る
②序盤以降は5:20/kmをペースとして刻む
③最後はあわよくばビルドアップ


ちなみに小江戸川越ハーフマラソンの結果はこんな感じでした。

 


そして迎えた当日。
前日に雪が降ったことから路面状態等が心配されましたが、
快晴で雪も積もることなく天候にも恵まれたマラソン日和りとなりました。



ここで自身の身体の仕上がりですが、実は先月の所沢シティマラソン以降から左脚の調子の悪さを引きずっています。
痛みがあるという類のものでは無く、腿裏、脹脛、足底へと裏から繋がっている筋が突っ張っているような感覚が抜けなくて、
足底を経由して左足の小指、薬指、中指の根本がちょっと痺れるような感じ。
この症状が出たり引っ込んだり。
 

走れない程では無く、日常生活に支障が出てるわけでも無いのですが、とにもかくにも気持ち悪い。
これが今日どう影響するのか。



今回の会場は立川の昭和記念公園。

 


庭園や四季の花々が咲き誇り、入場料を取るだけあって園内も整備されていてとても綺麗。



売店とかベンチも至るところにあり、マラソンに関係無く散策に来るのも楽しそうでした。
 


 



埼玉で言うと森林公園に雰囲気は似ているでしょうか。
あそこよりは勾配は少なくて歩きやすいですが。


 



昭和記念公園の中央に位置する「みんあの原っぱ」に大会本部が構えており、
ここで荷物預かりや表彰式、出店ブース等が並んでいるのですが、



最寄り駅の西立川から徒歩約20分。
更にスタート地点となるお隣の自衛隊立川駐屯地まで徒歩約30分。
まさかのレース前に50分歩くという。

立川シティハーフマラソンは箱根駅伝の予選会で採用されているコースも含まれているということで、
ミーハー心でエントリーしたのですが、いきなり試されている感じですw
まあアップの一環と思えばいいかな・・・。

と、思っていたのですが、いざ当日に歩いてみたら全然そんなにかからなかったです。
駅から広場に行って着替えてスタート地点に向かって着くまでの総所要時間が30分程度?
幾ら何でも誤差あり過ぎでは??
もしかしたら公園に散策に来る方向けの時間案内なのかもしれませんね。

スタート地点となる自衛隊立川駐屯地に着きました。


 



広大な敷地に圧倒されます。(向こう端が見えない・・・、)
こんなだだっ広いアスファルトの平地をしかも東京で拝むことが出来るなんて。
でも10kmは端からのスタートで直ぐに正門から道路に出てしまうので、ほぼ眺めて終わりなんですよね。
ハーフはここを1周半してから出ていくので、そこはちょっと羨ましいと思ったり。
じゃあハーフ走ればいいじゃないと言われると、自分の今の走力ではまだ無理でございます。

ハーフのコース


10kmのコース


集合時間まであまり無かったので急いでアップしてスタート地点へ。
1km程ジョグをして左脚の感触も確認しましたが、やっぱりあの嫌な感覚は残っています。
でも走れないことは無い。
あとはやるだけやってみるだけ。



ここ最近スタート直後が渋滞で全然ペースを作れないということが続いていたので、PB狙いの今回は割と前方付近で待機。
待ち時間寒いかなと思っていましたが陽が出て来たからかそこは意外と大丈夫でした。
手先だけ冷たいので手袋はして大丈夫そうなら走っている途中で外す作戦。


①START~1km:
定例通りAM9:30に10kmの部スタート。
渋滞はあるものの比較的前方側に位置していたからか、それなりに良いペースでスタートが切れました。
走り始めなので脚も軽いし集団に着いているので気持ち良く走れています。
立川駐屯地の門が迫って来たのでどの位のペースなのかと手元の時計で確認したら、

5:05/km

気持良くなり過ぎました。
幾ら何でも早過ぎると慌ててペースを落としますが道路が緩やかに下っていたこともあり、
結局最初の1kmを5:14/kmペースで通過。


②1km~2km:
立川の市街を走り抜ける気持ち良いゾーン。
沿道からマンションのベランダから応援の声が聞こえて来て嬉しい。
そんなこんなで楽しくなっちゃっていたらここも5:15/kmペースで通過。
5:15/kmって自分にとっては5kmを走る時のペースなのでまず最後まで持たない筈。
持たない筈なんですけど何故かここで試してみたくなっちゃったんですよね。
このまま5:15/kmで攻めたらどこまでいけるのか。
練習とレースは違うので違うからこそ試してみたくなったと言いますか。
というわけで5:20/kmでペース作って刻むプランだったのを、5:15/kmペースに変更。
なるべくペース近い人の後ろに着いて今のペースを維持出来るよういけるところまで頑張ってみることに。


③2km~3km:
引き続き市街を走り続けます。
ここでのペースは5:13/kmで通過。
この時はまだまだ楽しかった。


④3km~4km:
ここで緩やかではありますが長い登りが続いて脚を削られ始めます。
油断してたらペースが5:23/kmまで一気にダウン。
やっぱり無謀だったかと思うも後の祭り。
マラソンに貯金は無し。
序盤のリードは借金。
誰かが言っていたそんな言葉が頭を過ります。
残りまだ6km残っている。


⑤4km~5km:
ペースが5:29/kmまで落ちて明らかに乳酸が溜まってのペースダウン。
このまま行ってもジリ貧になるのは目に見えていたので、5km付近のエイドで脇に寄って少し立ち止まり、
他ランナーの邪魔にならないように歩きながら給水しました。


⑥5km~6km:
歩いた影響もありペースが6:16/kmまで落ちましたが、ただそれで少し休めたからなのか脚は回復傾向に。
仕切り直して再びペースを作り始めます。


⑦6km~7km:
立川市街地に別れを告げ、ゴールとなる昭和記念公園内に入りました。
ここから再び程良いペースのランナーに引いてもらう作戦に。
前を走っていた背の高いかっこいいお姉さんが丁度5:15~5:20/km位のペースで走られていたので、
この人をペーサーと見立てて着いて行くことにします。
おかげさまでこの区間で5:15/kmまでペースが持ち直しました。


⑧7km~8km:
引き続き前の方に(勝手に)引いて貰っている状態。
昭和記念公園内は細かいアップダウンが結構あって地味に脚を削って来るので、ここで若干ペースを落として5:18/kmに。
それでも元々は5:20/kmで刻む予定だったので、まだまだ自分にとっては早いペース。
正直キツイ。
思えば最近無意識に楽をして走ることにばかり意識が言っていて、あまり追い込む練習を積んでいなかったなと。
こういうキツさの時にそこでどれだけ積んで来たのかが問われるのでしょうね。(積んでこなかった人の泣き言


⑨8km~9km:
7km越えてからの1kmが本当に長い。
時計を見る度にまだこれだけしか進んでいないのかと絶望する程度には長い。
つまりそれだけ苦しいということ。
ただここでペースは5:13/kmまで上がっていたので我ながら色々と振り絞っていたのだと思う。


⑩9km~10km:
この状況にも関わらずビルドアップということでラストスパート開始。
一瞬ペースは上がったものの案の定ガス欠になり最終的には5:19/kmまでペースを落としてゴール。
スパートせずに刻んでいけば5:15/km位はキープ出来たかもしれないけど、攻めた結果なので気持ち的に後悔無し。


 



以上を踏まえての結果がこちら。







0:54:25 (ネットタイム)

53分切りには遠く及ばなかったし、5:20/kmペースも達成出来ず。
なんですけど一応これPB更新だったりします。
※これまでのPBが川越の0:54:41なので26秒更新

内容的には全く褒められるものでは無いのですが、ここまで自分を追い込んで走ったのっていつ以来なのだろうと。
今回は明らかな暴走なので論外なのですが、やっぱりレースである程度追い込んで出すというのは必要だとも感じました。

途中5km給水で歩かなければ5:20/kmペースが達成出来ていたかもしれませんが、
あそこで歩かなければ6km以降の持ち直しは無かったとも思っています。
つまりまずはあそこで歩かずに維持出来ることから始めろということですね。

このレースが今シーズン最後の出走であり、今期の締めレースという意味合いも兼ねていたのですが、
おかげさまで次シーズンの課題と目標が定まりました。

課題はとにかく筋持久力の向上。
今回突っ込んだとはいえ所々で5:15/kmで押せている部分もありましたので、
来期は5:15~5:20/kmのペース走とLSDの時間走をメインで日々の練習を組んでいこうと思います。
このペース帯なのでスピード練習はショートのインターバルを夏に多目にやる位で良いかな。

目標は5:15/kmペースで10kmを走り切る。
勿論いけるところまでそれ以上を目指していきます。

以上、今シーズンお疲れ様でした。
これからも引き続き走り続けていきます。

 

 

 

おまけ:

今回失われたカロリーは現地で取り戻して来ました。

 

 

 

 

 

改めて、立川シティハーフマラソンお疲れ様でした。

とてもしんどいレースでしたけど、駐屯地、市街地、公園内とバラエティ豊かで楽しいコースだったとも思います。

というわけで来年もエントリー出来ればいいなということで。