『板橋Cityマラソン』に出走して来ました。

 


フルマラソンが陸連公式大会というガチな方々がエントリーする大会ですが、
勿論自分が参加したのはそちらでは無く5kmの一般部門です。



距離的にはそろそろ10kmとか走ってみたかったのですが、
板橋はフルマラソンか5kmの実質二択な感じだったので、
前回の彩の国マラソンと同様に5kmのエントリーとしました。

彩の国マラソンの時はランニング始めて1ヶ月程度の完全に勢いだけでエントリーしたこともあり、
この時は聞きかじった「初心者はまずは5kmを30分切ろう」という目標設定のみでした。
 

 


あれから3ヶ月。
今回は亜の頃よりは多少なりとも知識も入って来たので、もう少し具体的な設定をしてみました。

目標タイム:26:40(26分40秒)

レースプランニング:
1. 5:20/kmペースをキープして完走する
2. あわよくば途中から徐々にペースを上げてビルドアップ走する
3. 更にあわよくばラスト1km切った後にスパートをかける


今の自分が楽に走り続けられるペースの閾値がおおよそ5:30/km程度のペースなので少し上げ目の設定で。
1はマスト、2と3は努力目標。

さて、ここからは当日の様子を時系列で書いていこうと思います。

6:30 起床
身体の調子を確認

・右足裏に違和感
・左腿裏に軽い吊りのような痛み
・右肩甲骨付近の背中が吊るような強い痛み

右足裏は足底筋膜の疲労から来ていると思うのである意味いつも通り
左腿裏はおそらく昨日の空手の稽古の前蹴りで筋を少し痛めたのだろうけど、
これもよくあること
問題は背中の痛み
痛くなる理由に思い当たる節無し
昨日の朝から突然痛み出したので空手の稽古は関係無し
走るのにどの程度影響するかは走ってみないとわからない

という感じで絶好調には程遠い身体のコンディションだが、
この歳になると身体が万全な状態ということの方がレアなので、
それらも含めていつも通りと言える

6:50 朝食
インゼリーを2本接種
この日は日中20℃越えの暑さとなると予報されていたので、
今の内からポカリスエットも飲んで熱中症に備えておく

7:20 移動開始
日中は暑くなると言っても朝はまだまだ寒い
暖かいようなら下半身はランパンで向かおうと思ったが、流石に普通に防寒装備で向かう
自宅最寄駅で最初のトイレ

8:30 会場最寄駅着
電車になる前にトイレに寄ったのに電車に乗って10分もしないうちにまたトイレに行きたくなった
目的駅に着くまでずっとそわそわっしてしまった
駅のトイレで2回目のトイレ

8:50 会場到着
大きな大会なだけあって、出店とか出展ブースも出てたりでちょっとお祭りムード

 

 

フルマラソンのスタートが9:00なのでもう選手はスタートラインに並んでいる
 

 

5kmのスタートは1時間後だしせっかくなのでスタートライン付近で観戦することに
 


参加者1万人超えだけあって最後尾が見えず

9:00 フルマラソンの部スタート
凄いスピードで飛び出していくトップランナーの方達
あのペースで42km走るとか同じ人間なのか
ちなみに最後尾の人達がスタートラインに到達するまでにおおよそ20分かかるそうです
さすが1万人

9:10 準備開始
スタートを見届けて着替え・・・の前に3回目トイレ
水分マメに取るようにしてるとは言え、幾ら何でもトイレ多過ぎん自分?
全く緊張もプレッシャーも感じていないのだけど、実は緊張していたのだろうか??

9:15 着替え
ビブスと計測チップは事前に郵送されて来ていたので当日受付とかは特に無く、
更衣室へ入って着替え
フルマラソンンスタートした後だからか空いていて快適
テキパキと着替えを済ませて荷物預かり所へ荷物を預ける。
ちなみに本日の装備は、

インナー:上下ともにワコールのCW-X
頭:アディダス
胴:アディダス
手:ガーミン
脚:ミズノ
足:アシックス(EvoRide SPEED)

という各メーカー連合軍みたいな出で立ち

9:25 ウォーミングアップ
整理体操して6:00/km程度のペースで軽くジョグ
程良く身体は温まる
心配していた背中の痛みの方は影響無さそう
むしろ左腿裏の方が若干気になる?
あと若干右ふくらはぎに違和感を覚える

そして4回目のトイレ・・・。

9:35 ストレッチ
更衣室に戻って集合時間までふくらはぎのストレッチ

9:50 スタート地点整列
速いか遅いかで言えば遅い部類に入る人なので迷いなく最後尾へ
あと抜かれるよりも抜く方が精神衛生上良いというのもある

 



10:00 5kmの部スタート
ここからkm単位で状況を書く

スタート:
最後尾なうえにコースの幅が狭くて渋滞しているので想定通り団子渋滞
暫く5:30~6:10/km辺りのペースをふらふらしつつ抜けるランナーはどんどん追い抜いていく
心配していた背中や足の痛みの影響も無く、走っていて身体は軽い
呼吸も安定していて全然余裕
気温はこの時点で17℃程度
前回の反省を活かしてキャップを被っていたが、
風が程良く吹いていて涼しかったのでさほど暑さも感じず良い感じ

1km到達:
この辺りから集団が程良くバラけてくるもまだまだ人が詰まっている感じ
ここから5:20/kmのペースを作り始める
呼吸は変わらず安定
おそらく喋れと言われたら全然喋る余裕がある

2km到達:
安定して5:20/kmペース(後でデータ見るとやや突っ込んでいたけど
もうすぐ2.5kmの折り返しだけど呼吸は全然安定していてまだまだ余裕
身体も軽くリズムも良く理想のレース展開

3km到達:
2.5km折り返し後も安定しているのでここからあわよくばのビルドアップ走開始
5:10/km辺りまで上げると流石に呼吸は乱れ始めた

4km到達:
ラスト1kmということで上げるところまで行こうと更にビルドアップで5:05/km以上へ
ここからかなり呼吸は辛くなるが身体は意外と動く

ゴール:
最後スパートしたかったが、5:05/kmペースで使ってしまった感じ
今回は身体よりも呼吸の方が持たなかった

以下、手元の時計で計測タイム

・26:21/5.05km(ネットタイム)
・27:04/5.09km(グロスタイム)


手元で計った分距離が多少長いが、それでもネットタイムの時点で目標タイム内におさまっていたので目標達成の筈
後で発行された記録証を確認したらグロスで 26分38秒 だったのでギリギリ達成
※ちなみにグロスとネットの差はおおよそ30秒程度だった



というわけで、目標達成です。
自分で言うのも何ですが、多分今の自分で出せる最高のレースだったと思っています。
最後のスパートこそ出来なかったものの安定していて思い描いたプラン以上のレース運びが出来ていました。
本番に弱いタイプの自分としては、ここまで完璧に練習以上のことが結果に出たのは初めての経験です。

ガーミンで取ったデータがこちらですが、







何だかんだで全体平均で5:13/kmのペースで走っていたようです。
単純計算するとネットタイムだと26分5秒なので、目標から35秒縮めてのフィニッシュ。
速いか遅いかで言えば平凡と言うかむしろかなり遅い部類のタイムではありますが、
ランニングを始めた頃は6:00/km程度だった前回から確実に成長しているのが嬉しい。

あと、レース中のフォームとか身体の使い方が良い感じで脱力した状態を保てていて、
限りなく理想に近い走り方を出来ていたのも本当に嬉しい。
空手もラニングも身体を綺麗にコントロール出来たと感じた瞬間が1番楽しいのですよ。

心拍をもう少し落としてこのペースが出せればより理想ですね。

もしくはもう少しピッチが上がるか。

今後の補強ポイントはこの辺りからでしょうか。

走り始めて四ヶ月でのこの成長度が早いと取るか遅いと取るかですが、
とりあえず停滞していないことに由とします。
いい歳だし故障するがの1番怖いので、無理せず急がずの精神で。


ゴール後に振舞われるシャーベットがとても美味し



かったんですが、このタイミングでさっきまで穏やかだった風が突然の暴風に。
とんでもない砂埃(というかもはや砂嵐レベル)で砂に殴られるわ、
設営されている会場テントが大揺れでちょっとしたプチ嵐状態に。
フルの人達大丈夫だろうかと思っていたら案の定タイムが大荒れだったようで、
あちらこちらでワースト更新の声が聞こえて来ていました。
そんな日もありますよね。
自分からすると42.195km完走するだけでも素晴らしいです。
本当ナイスファイトでした。

こうして2回目のマラソンエントリーとなる今回も怪我無く無事に終えました。
今期のマラソンシーズンも終わりということで次回の出走レースは未定です。
夏マラソンは過酷そうだし熱中症が怖いので迷い中。
とりあえず秋にある小江戸川越ハーフマラソンには出てみたいですね。(出るとしても10kmだけど

 

『板橋Cityマラソン』ありがとうございました。

来年もまたチャンスがあればエントリーしてみたいと思います。

 

 

 

という感じで非の打ちどころが無い結果で終わる筈だったのですが、

 

 

帰宅して荷物程いたら手袋が左手しか無い。

どうやら会場の更衣室に忘れて来たようです。

まだ買って2ヶ月しか使っていなかったのに・・・。

結構気にいっていたのに・・・。

 

片方だけ残っていてもどうにもならないのがより哀愁を覚えますね。

片方だけになった手袋の良い使い道案を募集します。

 

以上、お疲れ様でした。