2週間ぶりに実家の十日町で週末を過ごす。
余震はほとんどなくなり、夜、ゆっくり眠れる。

日曜日、家の修繕をしてくれることになった大工さんと会う。
40代中頃の、ちょっと中条きよし風、
でもヤラしさはまったくなく爽やかな、
なかなか感じのいい方だった。
震災後、一日の休みもなく働いているといいながら、
少しも疲れた顔をみせずに、相談にのってくれた。

なんとか年内には、崩れた壁の修繕ができそう。
これでほっと一息。

市から、「罹災証明書」が届く。
我が家は「一部損壊」という判定。
損壊が20%未満が一部損壊にあたるらしい。
20%以上で半壊になると、国・県からの援助がでるが、
一部損壊では援助なし。

ただ、全国から集まった義援金の一次配分では、
5万円支給してもらえるらしい。

今回の被災後、全国の知人や親戚からも、見舞金を送ってもらった。
本当にありがたい。

「お金」というのは、そんなに多くは必要ないと思っているが、
こういう心細い状況になったときに、
お金の心配のあるのとないのとでは、
本当にダメージの度合いが違う、と実感した。

うちの場合は幸い被害はたいしたことがなかったので
なんとかなったが、それでも、いろいろ物入りで、
母の老後の貯金も減ってしまった。

そんなときに、金額ではなく、少しでも助けてもらえた、
という思いが救いになる。

話は変わるが、
私の携帯電話。
実家にいると、急激に電池を消耗する。
使ってないのに。

実家にPCがないので、携帯でブログ更新しようと思ったのに、
2日目にすでに充電切れ。
うっかり充電機を忘れていったので、結局3日間携帯なしで過ごした。

なんだろ、磁場とか、そういう問題があるのかな。
それとも何かオカルト的なもの?