最新作『2046』は、今回の地震のドタバタで
まだ観ていない。

そういえば友人のJは、あの地震の時刻、
神奈川県の映画館で『2046』を観ていたそうだ。
暗い映画館の中での揺れは、体感ではかなり怖く感じるらしい。
一緒にいた彼女が泣き出した、と言っていた。
そんな話はしたが、映画の感想を聞くのは忘れてしまった。

昨日スカパーでやっていた
『ファイティングラブ』
(原題:FIGHTING FOR LOVE/同居蜜友)
を観るともなしに観ていた。

邦題の字ズラから、『ファイティング・クラブ』または
それ的なもの、を想像したが、
香港のトニー・レオン主演のラブ・コメだった。

映像は安っぽいし、彼女役の娘(サミー・チェン)もイマイチかわいくないしな・・
なんて思いながら観ていたのだが、
案外これが、なかなかよかった。

特に彼女、どんどんかわいく変わっていく。
ラストシーンにみせる寝顔なんて、
あれは見たら抱きしめるね、私でも。

トニー・レオンも、
行き先間違えて“羽賀研二”にはならないでくれよぉ~と
心配していたのだけど、
見ているとついつい何でも許してしまいたくなる
子犬のような潤んだ瞳!
・・・ハハハ。
力抜ける。

まぁそれはよいとして、
やっぱり香港って街はいいな。
エネルギーがあるから。
だから、どんなコメディな恋愛もドラマも人生も、
そこでは全然違和感ないのだ。

『2046』どうかな・・。
期待しないで観に行こう。