みなさんのブログで雷神さまの御神木が折れたことを知り、私も今日様子を見に行ってきました。
幹が空洞でありながら太い枝を斜め方向にぐわーっと力強く伸ばしていた御神木。
「よくバランス保っていられるなあ」
と感心するくらい頑張ってる感があったので、枝が折れたことでむしろ身軽になって良かったかも?なんて結構気楽に考えながら、いつものように福雷橋。
いつものように神社の鳥居方向を見る。と、
折れた部分の生々しい赤さ
思いっきり折れてしまったのねー💦
本当に、今までよく保っていたと思う内部の空洞具合。
虫に喰われたり、
雷に打たれて燃えたのでは?
と思うような炭化した部分があったり。
…今は痛々しい傷口も、いずれ奥側の榎さんみたいに、それはそれとして落ち着いて行くのかなあ。
いやでもちょっと抉れ過ぎじゃないかな
独特の生木の匂いはちょっとアンモニアぽい。
お魚の血合みたい。
折れた枝で参道が塞がってしまったけど、このまましばらく放置して枝を乾かさないと重機で片付けるにも重そうだなあ
とか
片付けるにも処分代かなり掛かるんだろうなあ
とか
乾かして有志で薪割りして薪ストーブ用に売ったらいくらくらいになるかなぁ。拝殿の庇の板が落ちちゃってるけど修理費にならないかなあ
とか
適当な厚みに切ってそのまま絵馬代わりとか願い札にならないかなあ
とか
枝が無くなったぶん参道に日が差すようになって、草が生えやすいエリアが拡大するなあ
とか
現実的なことばっかり考えちゃう私😅
でも
セミは変わらずミンミンジージー鳴いてるし、黒アゲハは榎さんの間をひらひら優雅に横切るし、
本殿裏にはきれいに脱ぎ捨てたヘビの抜け殻があるし、神池の周りはまた草が伸びて道が無くなってるし、神池の上も黒アゲハがふわりひらりと飛んでくし、お歯黒トンボもまだまだいるし、セミは必死に鳴いてるし、
変化しながら脱ぎ捨てながら、繰り返して行く続いて行く、命や精霊のいとなみってやつ。だな。
草刈りのタイミングが無いよ〜)
以前、気功ヒーラーのクラゲさんが、幹が抉れて樹皮だけになっている方の御神木の気を読んで、
「この樹、自分じゃこの部分が失われていることに気付いていない。あると思っているから大地からのエネルギーを、無い部分でも吸い上げている」
みたいなことをおっしゃっていたのですが(うろ覚え〜)、
今回折れた御神木も、樹の霊体としては今でも完全無欠でこずえを揺らしていたりするのかも。
なんて、書きながら今思う。