中学3年生に送った課題1~6までのプリントの参考になる動画や記事をいくつか紹介します。

 

〇 NHK for School 理科のページ

 

 ◆ 中・高向け10mins

 「生物と細胞

 

 「植物のなかま

 

 ◆ ミクロワールド

 「魚のうろこ 体を守る秘密

 

 「昆虫の眼 複眼の不思議

 

 「胞子を投げる シダの秘密

 

 「雨の出会い ゼニゴケの秘密

 

 ◆ 香川照之の昆虫すごいぜ

 

 

〇 京都大学霊長類研究所 チンパンジーアイに関して

 

 「アウトグループ」という発想

 

 「アウトグループ」という発想 ボノボ、オランウータン、ゴリラから人間を考える

 

 

〇 ナショナルジオグラフィック

 

 第3回 共食いも胎盤も! サメは「繁殖様式のデパート」

 

 ホホジロザメが子宮で「授乳」、サメでは初の発見

 

(田)

地下鉄車道駅、1番出口を出たすぐ東側で見つけました。

可憐な小さな花をたくさんつけています。

「ヒトツバタゴ」と言います。
愛知の輩出した本草学者、水谷豊文によって名付けられたとされています。
この樹、別名を「ナンジャモンジャ」と言います。

なぜ、こんな奇妙な名前がついたのでしょうか。
一つの説では、「あまり見かけない、珍しい木」ということで、この名が授けられたとされています。

「ナンジャモンジャ」の樹は全国にあります。
でも、樹木というのは、地域によって生えている種類が異なりますよね。

また「よくわからない樹」が全国おなじな訳がありません。


「ナンジャモンジャ」と呼ばれる樹は、地域によって異なります。
クスノキもあれば、イヌザクラもあります。
ハルニレを指す場合もあります。

 

「ナンジャモンジャ」の樹は、1種ではないのです。
ただ、情報が伝わる中で、ヒトツバタゴの異名として、広く用いられるようになりました。

ちなみに、この「ナンジャモンジャ」と呼ぶ言い方はヒトツバタゴのような「種」を指す異名ではなく、「ある特定の樹」に対して、そう呼ぶ場合もあります。

日本民俗学を立ち上げた柳田國男は、その樹が占いや神事などに用いる特別な存在であるため、”あえて”名前をつけなかったのではないか、という説を挙げています(柳田國男『信州随筆』「なんちゃもんぢゃの木」)。
 

名前をつけるには、何らかの理由があります。

名前を知るということは、そのモノの来歴の一端を知ることにも繋がります。
生物に限らず、身近なモノの名前の来歴を調べることで、今まで知らなかった新たな発見があるかもしれません。

(尚)

先日、学校から少し歩いたところで見つけました。

1本の樹に紅と白両方の花が咲いています。
この樹の名前は「ハナモモ」。
その名の通り、花を鑑賞するために改良が重ねられてきた桃です。

このように、1本の樹に紅白の花が咲く咲き方を「源平咲き」といいます。
源平とは、言わずと知れた源氏・平氏のことで、源平合戦において、源氏の旗は白色、平氏の旗は紅色だったことに由来してます。

(「紅白歌合戦」や運動会の赤組・白組の「赤」と「白」もこの旗色に由来するという説があります。赤白帽がこれに由来するのであれば、水練会の帽子の色ももしかすると起源はこれに遡るのかもしれません。)

では、なぜ1本の樹で、このように異なる花の色をつけるのでしょうか。

観賞用の樹木で、異なる形質をつけるという現象が見られた場合、真っ先に考えられることは「接ぎ木」です。接ぎ木とは、その名の通り、枝や芽などの植物の一部を切り取り、他の植物に接ぎ合わせる技術のことです。
しかし、このハナモモの場合、紅い花の周辺の枝は細く、接ぎ木をした形跡はありません。人間が手を加えることなく、白い花と紅い花ができたもののようです。

体を構成する細胞のことを「体細胞」と言います。この細胞は、体細胞分裂という細胞分裂を繰り返して、細胞の数を増やし、成長します。体細胞分裂の場合、細胞中の核と呼ばれる部分に存在する「遺伝子」は、その個体であれば基本的にどれも同じです。

ちなみに、花の色を決めるのは、この遺伝子の仕業です。

紅い花は、花の色に関わる遺伝子の作用によって紅くなります。白い花も同様です。

あれ?
先ほど、体細胞分裂によってできた体細胞に含まれる遺伝子は、質も量も変わらないという話をしましたね。
ということは、この樹の「紅い花」と「白い花」を構成する細胞は、遺伝的には同じものなはずです。
それなのに、花の色が異なるのは何故でしょうか。

実は…この理由はまだ分かっていないのです。

我々の周りには、まだ分かっていないこと、知られていないことが山のようにあります。
身の回りにある不思議の種を、たくさん見つけてみてくださいね。


【参考】植物Q&A ハナモモの花の色
大阪市立大学植物園の植松千代美先生が日本植物生理学会のサイトにて詳しく解説しているページです。

興味の有る方は、覗いてみてはいかがでしょうか。


(尚)
 

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新型コロナウイルスの流行に伴い、感染拡大防止の観点から学校も休業措置をとっています。

こうした状況の中、自分たちができることには何があるのだろうと考え、このblogを立ち上げることにしました。

 

現在、世界中の科学者がこの問題に対して、様々なアプローチで解決策を考えています。

また、人間の活動が変わったことで、自然界に様々な変化が生じているというニュースを見たという人もいるかもしれませんね。

世界が大きく変わろうとする中、科学が担う役割は非常に大きいです。

直接顔を見て、言葉を伝えることが難しい中、このblogが、少しでも自然現象に、あるいは科学技術に興味をもつきっかけになれば、嬉しいです。

(尚)