皆さん、こんにちは
ウッディーです
気づけばもう10月と、1年が経つのも早いですね
本来であれば夏には島に行って、綺麗な海を見ながら一杯ビールを飲み
こんがり焼けた肌がそろそろ落ち着いてくる頃なんて想像しているのですが
今年も肌は焼けず仕舞いでした
さて、最近の私のブログでは船や貨物のことが多かったので
今回は気持ち改め島について書こうかと思います
今回のテーマは八丈島です
八丈島は東京から南に約290kmにある島です
東京からは大型客船が毎日運航しており
毎日22:30に竹芝桟橋を出航し、三宅島と御蔵島を経由して翌朝8:50に八丈島に到着します
基本的に橘丸が配船されますが、希にさるびあ丸が配船されることもあるので、
どちらになるかはその日のお楽しみです
ここからは私が良く行く八丈島の楽しみ方を旅行記のような形で皆様にご紹介したいと思います
出発するのはある日の金曜日の夜です
1週間の仕事も終わり、家に帰ったら急いで旅の支度をします
22:30出港なので、1時間前に竹芝桟橋に着くように20時過ぎに家を出れば大丈夫
浜松町駅に着いたら竹芝桟橋へ一直線
最近できたペデストリアンデッキをに登ると途中で首都高速を渡ります
首都高を走る車を上から見れるのも珍しいので見応えありですよ
竹芝桟橋に着いたらまず、客船ターミナル内案内所に立ち寄って乗船手続きをします
乗船手続きが終わったら乗船開始時刻まで少し時間があるので
2階のウッドデッキに行ってみましょう
デッキに上がってみると今から乗船する橘丸が貨物の荷役作業をしているところです
船の後方に見えるレインボーブリッジの夜景を見ながら、この先のことを考えると
この時間が最高ですよね
そうこうしているうちに乗船開始時刻となりました
先程引き換えた乗船券を片手に橘丸に乗り込みます
この乗り込む瞬間がたまらないですね
いまから都会の喧騒を忘れて、自分が解放される感じ、たまりません
船内に入るとまずは自分の席に荷物を置きに行きます
今回は特2等を予約しているのですが
特2等は二段ベッドになっており、カーテンで仕切られているのでプライベート空間もバッチリです
また、コンセントもあるのでスマホの充電も安心
荷物を置いたらせっかくなので外部デッキに行きましょう
すると出港5分前の銅鑼の音が鳴りました
しばらくすると桟橋からピーっという音がなり、静かに出港です
出港すると直ぐにレインボーブリッジをくぐり、大井埠頭や羽田空港の夜景が見えてきます
そろそろ風も強くなってきたので船内に入りましょう
橘丸には船内にレストランがあるので立ち寄ってみましょう
いろいろメニューはあるのですが、せっかくなので1番人気のジャンボエビフライカレーで
予想より大きい海老フライが乗っかっていて驚き
※現在夜のレストラン営業は行っておりませんので、乗船前に必ずご確認を
美味しくいただいたのでそのまま歯を磨いて就寝です
翌朝、目が覚めてスマホの時刻を見てみるとなんと八丈島入港まであと30分
船の揺れが心地よく、うっかり寝過ぎてしてしまいました
あわててデッキに出てみるとまず驚くのが海の色の違いです
東京湾の色と違って透き通った青色、そして直ぐ目の前に八丈島が
今思えば東京を出たのは約11時間前
こんなにも景色が違うなんて驚きです
さて、そうこうしているうちに入港時刻になるので急いで身支度をします
そういえば朝ごはん食べてないですが、私は朝食べない派なので今回はよしとします
下船して一言、「陽射しがまぶしい」
多分直ぐに汗で流れるであろう日焼け止めを急いで塗っていると
予約していたレンタカーのお迎えが到着
港から10分ほどのレンタカー屋さんで車を借りて、島内の観光をしていきましょう
町役場の直ぐ近くに八丈島観光協会があるのでそこでオススメの場所を聞いたり観光マップをもらうのは必須です
まだお昼まで時間もあるので早速景色のいいところへいきましょう
最初の目的地は八丈島のメインの観光スポット、「八丈富士」です
港から車で約30分ほど八丈富士の山道を登ると中腹にふれあい牧場があります
ここからの景色は八丈島の坂下集落が一望でき、運がいいと八丈島空港を離発着する飛行機も見れます
せっかく中腹まできたので山頂まで登ってみましょう
約1時間ほど整備された道を登るとそこには絶景が
ふれあい牧場の見晴台も眺めはいいですが、山頂はその数倍いいですね
これは行った人にしかわからない景色です
さてさてゆっくりしているとお腹がすいてきました
山を下りてお店を探します
私のお気に入りは坂上集落にあるお蕎麦屋さんの千両です
いつもカレーそばにご飯を追加で頼むのですが、絶品
他にも自家製キムチや明日葉の天ぷら等何食べてもおいしいです
お腹がいっぱいになったら坂上集落を観光しましょう
千両のすぐ近くにむかしの富次郎というお店があります
ここではソフトクリームを提供しており、
八丈島名産のパッションフルーツソース掛けをいただきます
お蕎麦を食べた後ですが、デザートは別腹です
店内にはギョサン(島で良く履かれているビーチサンダル)コーナーがあるので、
お気に入りのギョサンをここで購入するのもあり
アイスを食べたら次は六日が原砂丘に向かいます
ここは穴場の観光スポットです
駐車場から歩いて約15分程度登ると開けた場所に出ます
足元は黒い礫が広がるここは通称「黒砂」とも言われており、
青ヶ島方向を一望できる場所になっています
そろそろ歩き疲れて来たので藍ヶ江集落に向かいましょう
ここには藍ヶ江港という綺麗な港があり、そこを見渡すように足湯があります
冬であればここからザトウクジラを眺めながら一息しましょう
午前中の登山と黒砂散策で疲れた足が休まります
足元を休ませたら全身浴したくなったので、末吉集落に向かいましょう
八丈島は火山島の為多くの温泉があります
ここ末吉地区にはみはらしの湯といい
その名の通り海を一望できる露天風呂になっています
ここでのひと時もまた非日常を味わえる素敵な場所です
さて少し早いおふろに入ったら宿が集中している坂下地区に戻ります
途中、坂上と坂下をつなぐ大きな橋を通ります
ここは大坂トンネル展望台といい、
ここからの景色は八丈島の観光ポスターなどにも多く取り上げられる場所で
八丈富士と八丈小島を見ることができるSNS映え間違いない場所です
坂下地区に戻ってきたら八重根集落に急ぎましょう
八重根にある南原千畳敷は八丈富士から流れ出た溶岩がたどり着いた場所で
ごつごつした岩が広がる荒々しい場所です
ここは夕陽スポットになっており、島民の方も撮影しに行くほどです
南原千畳敷で夕陽を眺めたら、そろそろ今日泊まる宿に向かいましょう
朝から疲れたのでぐっすりと寝たいところですが、島の夜は終わりません
宿で夜ご飯を食べたらディープなスポットに向かいます
坂下地区にあるその名も親不孝通りという場所です
多くの飲み屋が集まるここは多くの島民が足繁く通う場所で私も良く通っているほどです
親不孝通りで楽しい夜を過ごしたので宿に戻りましょう
宿までの帰り道、ふと空を見上げると満点の星空が広がっていて
時を忘れてしまうほどです
山登りの疲れもあり、宿に戻ったらもう爆睡です
翌朝、名残惜しい八丈島も帰る日になってしまいました
宿で朝食をとったら急いで帰る支度をしなくてはなりません
その前にお土産を買う時間を忘れていました
でも大丈夫
港の近くに民芸あきというお土産屋さんがあります
シーズンによりますが比較的早い時間から営業しているので
船の出港前に買うことができるのでお勧めです
自分用に島焼酎と会社用にパンションフルーツを使ったお菓子をお土産として買ったら出帆港に向かいます
名残惜しいですが船に乗船して東京に向かいます
八丈島を9:40に出港し、東京には20時前に到着です
約10時間の船旅ですが、自分を見つめるには最適な時間
遠く離れていく八丈島を眺めながらぼーっとする、都会では中々できない時間です
帰りの航路は明るい時間を走るので御蔵島や三宅島をデッキで見ていると
思いのほか時間が早く過ぎてしまい、もうそろそろ東京に着く頃になってしまいます
一昨日出発した竹芝桟橋に近づくにつれ、
明日から仕事に行かないといけないと思うと船から降りたくない気持ちもやまやま
仕方ありません下船の時間になりました
現地1泊では島内を観光するには短く、もっと楽しみたい気持ちもありますが、
それは次回また楽しむということで、、
こんな八丈島旅行は皆様いかがですか
他にも見所は沢山あります
是非皆さんも八丈島での旅行を楽しんでくださいね
それでは