「君は天然色」といえば、1981年3月21日に発売された大瀧詠一さんの大ヒット曲です。大瀧詠一さんのとても個性的な歌を超えるカバーはないだろうと思っていました。
ある時、テレビで作詞家・松本隆さんの50周年を記念する番組をたまたま観ていたら、「君は天然色」を、私の知らない若い男性歌手が歌うというので、「大瀧詠一さん以外の歌手が歌うの?」と違和感を覚えました。
少し歌い始めたところ、「あれ?、いいじゃない」と食い入るように観ました。なんでしょうね、この魅力。
私と同じ、大瀧詠一さん世代の多くの人が、川崎鷹也さんの「君は天然色」にノックアウトされて、このバージョンも受け入れているようです。
オリジナルに寄せるわけではなく、自分の個性のまま歌って、オリジナルのファンからも認められるというのは、とても魅力的ですね。大瀧詠一さんのファンの思い出を壊すことなく、この曲からあらたな魅力を引き出せるというのは、川崎鷹也さんを起用したことも含めて、音楽プロデューサーのセンスでしょうね、きっと。
川崎鷹也さんのこれからの活躍を期待します。
やはり大瀧詠一さんのオリジナルは魅力的です。当時を思い出しますね。
でも、川崎鷹也さんの「君は天然色」も素敵です。
日本コロムビア 公式YouTubeチャンネルのミュージックビデオですが、私的にはいまひとつです。川崎鷹也さんの魅力が引き出せていないように思います。
川崎鷹也さんのオリジナルソングです。