命の価格ランキング | tokaiama20のブログ

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 この表題で検索してみたが、結果ははかばかしくない。各国の人命損失補償額を調べてみても、明瞭な基準を見つけることができなかった。
 
代表的な人命補償である交通死亡事故についてみてみると、自賠責基準|400万円~1350万円 弁護士基準|2000万円~2800万円、と意外に安かった。
 弁護士基準とは、裁判を提起して得られる結果である。かなり悪質な加害者側の過失があっても、3000万円程度しか認められていない。
 https://atomfirm.com/media/24373

 https://legalplus.jp/kotsujiko/knowledge/immediately/criterion/

 無過失事故死の命の価格は、最大3000万円程度と考えるべきだろう。

 「命の値段」が安すぎる国、日本 2023年03月15日 冨永愛法律事務所
 https://www.iryou-tominagaai-law.com/post-6099/

 世界の事故事件における命の価格をネットで探してみると、2001年911テロ事件の被害者への補償額が、平均2億4000万円と図抜けていた。
 https://mainichi.jp/articles/20230222/dde/012/030/013000c

 以下の記事では、被害者一律10万ドル(当時のレートで、ドル132円なので、1億3200万円になる)金額が二倍も異なる理由はよく分からないが、1.3億円でもかなり高い。
 https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/pjmy9qBYYj/

 10万ドルというのは、アメリカの交通事故死に対する補償基準のようだ。
 https://www.global-protection.co.jp/topics/news480.php
 日本の三倍以上だから、「事故死するならアメリカで……」ということになりかねない。

 これに対して、中国での自動車事故死の補償額は、最大11万元(1元約20円なので、わずか220万円)だ。どれだけ中国での命の値段が安いか分かる。
 
同じように、命の値段が安いといわれるブラジルでは、死亡保障はなんと60万円で、信じられないほど命が安い。
 任意保険への加入率も三割程度なので、「殺され損」の国である。
 https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/special/column/world-insurance_america-brazil-uk/

 2009年4月22日 ブラジルは命が安い
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828531.html

 人の命が安い国で調べてみると、ナイジェリアが恐ろしいことになっている。
 なんと、少女一人の値段が1200円で取引されるというのだ。(10年前の記事)

  「ひとり1200円」という、あまりに安い命の値段。ナイジェリアの少女たちを守るために、企業は何ができるのか?2014.5.13
  https://diamond.jp/articles/-/52893

  アフリカや中国では、人身売買、取引も非常に多く、突然行方不明になる子供たちの数は、日本の数十倍になる。ほとんどが人身売買業者による誘拐拉致だという。

人身売買(人身取引)が多い国はどこ?日本・世界の現状や事例、その後どうなるのかを解説
 https://spaceshipearth.jp/humantrafficking/#:~:text=%E4%BA%BA%E8%BA%AB%E5%8F%96%E5%BC%95%E3%81%AE%E7%8A%A0%E7%89%B2%E8%80%85,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 中国では、あまりに行方不明者が多いのだが、その理由が、中国共産党の臓器移植利権にあるという情報が少なからずある。
 つまり、突然行方不明になる青少年の多くが、臓器移植産業のエージェントに連れ去られて、生きたまま臓器を抜かれて殺されるのだ。
 
人身取引で子どもの臓器が売買されている実態と海外や日本の支援、わたしたちにできること 2019年4月25日
  https://gooddo.jp/magazine/peace-justice/human_trafficking/1038/

 結局、こうした人の命を軽視する風潮は、命の価格が安いという問題から来ているように思える。
 
 中国共産党の強欲・残虐は、どこからくるのか? 2021年03月30日
  http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827345.html

 tokaiama.minim.ne.jp/blog/blog/東海アマブロ1418グ.htm


横断歩道を歩いている市民を轢き殺しても、賠償額が最大220万円の中国、そして60万円のブラジルでは、何をやっても金で解決できるという認識が蔓延するのは必然だろう。

 日本でも、人の死に対する責任が最大2800万円では、あまりに低すぎる。これでは、人の命を軽視する風潮が出かねない。
 交通事故死に見せかけた殺人も、かなり起きていると考えるしかないし、対人対物保険無制限への加入率も少なくなってしまう。(だから安心して私に殺されてくれって?)

 ちなみに、貧乏人、落ちこぼれの私でさえ、対人対物無制限と賠償責任保険1億円に加入しているが、自民党=安倍晋三が入管法を改悪して、海外の単純低賃金労働者を毎年数十万人も合法的に移住させるようにしたのだが、彼らが運転する車に、どんな保険が加入されているのだろう?

 問題は、命の値段が安いといわれた中国だ。現在は、中国人の年収は日本人を超えたといわれるのだが、それは都市部のごく一部の超エリートだけだ。
  https://diamond.jp/articles/-/3307

 農村や山村の人々の命は、相変わらず安いといわれる。命が安ければ、特権階級は、それを粗雑軽々に使いたくなる。事故が起きても簡単に金で解決できるからだ。
 習近平やプーチンのように、自分の特権的地位にだけ関心があり、人々の幸せなど何の興味も持てない指導者たちは、若者たちの命を自分の名誉のために利用することしか考えない。

  習近平も、経済崩壊する中国で、際限のない国家秩序崩壊が連鎖してゆくなかで、これを戦争という非常事態を利用して、戒厳令を敷いて超法規的な管理システムを発動するしか手段が残されていない。
 いわば、「内憂を外患に転嫁する」わけである。

 だから、中国国家体制の爆発的崩壊を食い止めるために、非常事態宣言を行い、台湾侵攻を行うしか、もう統制手段がないのだ。
 命の安い中国では、戦争になると「屍の橋を渡る」というような超人命軽視の作戦が行われてきた。ちょうど、乃木希典による203高地作戦のようなものだ。
 指導部が、こんな残酷な発想ができるのも、命の値段が安いという認識があるからだ。

 中国の人口は、日本の10倍であり、失業率が60%といわれる中国では、若者たちの職場がなく、食べさせるシステムが失われている。
 こんなとき、中国共産党指導部は、職のない若者たちを軍隊で雇傭するという政策を立てるしかないので、今年、これから中国軍は、巨大に膨れ上がることになる。

 そして膨れ上がった軍隊に仕事を与えなければならない。それは侵略である。
 だから、台湾侵攻と尖閣侵攻は不可避だと私は思う。アメリカ情報局は、2027年度という台湾侵攻計画を予測しているといわれるが、国家体制が劇的に崩壊している中国に、あと三年の余裕はないと考える。
 もう、時間の問題で、若者たちを軍に吸収し、今すぐにも侵略行動を開始しなければ国家体制が持たないのだ。

 尖閣諸島で「戦争恐れず」 中国軍中将、異例の言及 2023年12月9日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/295154
 
 習氏「1ミリも領土は譲らない」 尖閣諸島の闘争強化を指示 2023年12月30日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/299045

 習近平は、台湾、尖閣侵攻にあたって、毛沢東が朝鮮戦争で行ったような「屍の橋を渡る」というような無謀な超人命軽視の作戦を実行するにちがいない。
 数にものをいわせて、際限のない攻撃を仕掛けることしか、中国の作戦は残されていない。
 これで、中国全土に戒厳令を出して、経済統制を仕掛けることができ、民衆の窮乏への憤懣を抑圧できるのだ。

 これに対し「命の値段の多少高い日本」は、ドローンやミサイルなど兵器や電子機器で応戦するしかない。
 私は、中国、ロシアが北朝鮮を使って核攻撃を行う可能性が小さくないように思っている。

 ただ、日本の自民党指導部が岸田文雄のように、相当に無能な人物ばかりであるとともに、どうみても韓国・中国に操られているようにしか見えないので、例え、自衛隊が強力であっても、政治的には最悪の結果しか生み出せないのではないかと危惧している。
 
岸田は自国領に中国が勝手に軍事ブイを設置しても、「中国にお伺いを立てる」などと誰もが呆れて言葉を失うような姿勢を示し、親中国派の筆頭ともいえる林芳正を外相にして中国外交に従属させている。
  https://www.sankei.com/article/20231122-XZNGNKN2KJOXJJEA4PKYBXA4RY/

 これは中国共産党が、「日本くみやすし」と日本政府を嘲笑軽視するような事態を招いている。だから、いっそう尖閣侵攻に拍車がかかりそうだ。
 戦後80年近く、日本国が外国と交戦した経験がないのだが、いよいよ今年は動乱の年になることが約束されたようなものだと私は思う。

 こんなとき、若者たちが「国防」を口にして、自民党の思惑どおり、右傾化してゆくことを、私は強く危惧している。
 日本人の命は、もっと高くしなければならない。金では買えないほどに……。